MAZDA ROADSTER 3rd Generation Limited(NC)


直3代目ロードスターの進化はすごいですね。

デザインは世界にライトウェイトオープンスポーツを再認識させた初代への原点回帰を意識させつつ、世界基準を目指した感じですよね。

2代目よりも幅が広く、大型化したにも関わらず、明らかに2代目よりも塊感が増したデザインです。

それでいても、2代目からの進化、と言うより、初代を現在によみがえらせたような印象が私にはあります。

排気量アップと重量アップでちょっとがっかりしそうですが、実際走らせてみてると、軽い軽い。

シャシーもエンジンもすべてがドライバーとクルマの会話のために向けられていることがひしひしと感じます。

これをFUJIMIが1/24で再現してくれました。

ボリューム満点のボディもが再現されてます。

かし、製作工程は苦労の連続でした。

まず、カラーですが、レッドメタリックを再現するために、GUNZEのレッドメタリックを使用しました。ヴィンテージレッドのような華やかな赤よりもシックな落ち着いた赤を表現したかったのです。

しかし、このカラーが艶が出にくい。私の腕によるものでしょうが、サフェーサーから一回目はほとんどつや消しのような色になって少々びっくりしました。

何回も吹きなおして、結局5回くらい吹いたと思います。

そして、組み付け。

フロントもリヤもランプ周りの再現が素晴らしい!

れも一筋縄ではいきません。

部品と部品のチリがなかなか合わないんです。

足回りはリヤタイヤがそっぽを向いたり、部品同士が干渉してしまったり。

内装はうまくいくのですが、シャシーとボディを合体させようとすると合わない。

内装を幅広にしてしまったのか?いや、そんなことはなさそう・・・

ということで、最初から最後まで苦労の連続でした。

説明書と実際の取り付け部品番号が違っていたり・・・

差し込み部分がゆるかったりきつかったり。

まぁ、これを克服するのがプラモデルつくりの醍醐味かもしれませんが。

文句を書いてしまいましたが、エンジンも再現してるし、とてもイイモデルですよ。

て、今回のロードスターは限定仕様のサードジェネレーションリミテッドですが、実車と異なる点があります。

まずひとつは、カラー。サードジェネレーションはヴェロシティーレッドという真紅ですが、カッパーレッドマイカです(たしか設定は無いはず)。でも、これって、NCロードスターにとてもはまっていると思うんですよ。

ちなみにAピラーは、メッキになってます。

これは、ハセガワのミラーフィニッシュで再現。これ、お手軽でいいです。

すんごい薄いシールでぴったり形に密着しますし、加工しやすいし、便利ですね。

後は私のポカミス。

この模型はホイールとエキゾーストが一緒になってます。

2代目と3代目と。初代ももう一回作りたくなった。(初代は実家で眠ってます)

それに気づかず、ホイールを組んだらそのパーツを捨ててしまったんですよ。

後で、マジマジと説明書を見つめて、気づいてしまった、と。

ただいま、ショップにスペアパーツを発注中です。

でも、NCロードスターのホイールってこれまたかっこいいですよね。

ストックしておくためにも部品注文はそれはそれで納得してます。