MAZDA RX-7(FD3S) MAZDASPEED TOURING KIT

A-spec TYPE GT-CONCEPT


がい車名です。私とてこれが正式名称かどうかは知らないのですが,おそらくこんな感じで言えば,通じるのではないでしょうか。

2002年夏,RX-7はその長い歴史にいったん終止符を打ちました。

1978年,幾多の困難を乗り越えて,RE+FR+フロントミッドシップという,コレまでに類を見ない手法でマツダらしい,「人馬一体」へのアプローチでSA22C型RX-7は誕生しました。(細かな説明は致しません。あしからず。)

そして,4年サイクルが基本となってしまった日本車の中で,いたずらにフルモデルチェンジは行わず,年毎に熟成を重ねる手法で進化します。

実にこの,24年間,フルモデルチェンジはわずかに2回。それでも,色あせなかった基本スペック・フルモデルチェンジ時の驚愕のバージョンアップには,開発スタッフさまの情熱に頭が下がる思いです。

しかし,近年,クルマの用途・環境が様変わりし,スポーツカーは憧れこそあれ,求められない時代になってしまいました。

加えて,排ガス規制の強化。私は悔しくてたまりません。RX-7が一旦の休眠を(と信じたい!)取らざるを得なくなる中で,排出ガス三ツ星のお買い物車や,レジャー中の大排気量ミニバンが,悠々とアイドリング状態で駐車場や道端に止まっている・・・

ま,そんなヒトリゴトはこちらへ置いといて,本題に入りまっしょう。


の名車を,買えない私としては,せめて模型だけでも・・・と思うのです。

(ぶっちゃけて言えば,私にも罪があります。欲しいと思うだけで,買わないからRX-7が無くなってしまった。生産中止になって欲しくなければ,買って応援しなくてはならなかったのだ。)

選んだのは,この長い車名のRX-7。

「硬派なFD・紳士なFD」を念頭において選びました。

選んだ理由。この選び方,実に私らしいです。

実車を購入する時と同じ悩み方をしました。

まずは,マツダディーラーで購入できる最強のRX-7にはMAZDASPEED Spec-Rが挙げられるでしょう。しかし,このSpec-R,サーキット向きの足回りが設定され,とても実用的ではないでしょう。

そして,ストリートユースならやっぱりA-Spec。そして,最新のエアロパーツを装着したクルマはこの「GT-CONCEPT」。模型に実用性を求めるなっちゅうの(笑)。

実際にこのエアロについては,複数チームのS耐仕様に使用されていました。

このエアロはS耐のレースでも良く見受けられました。

それも,選択した理由のひとつ。


はもちろん,イノセントブルーマイカとしました。いい色です。実際の模型のスプレー色はマイカブルー。スバルインプレッサWRCのものです。

組む時に際して,別段困ったことはありませんでしたが,GT-CONCEPTのエアロを組むと本体とエアロパーツの隙間が妙に気になります。それをパテ埋めした程度です。これはやって正解です。

この模型はフェンダーより張り出すエアロを考えず,ノーマルFDと同じトレッドなので,タイヤがフェンダーよりかなり中に入ってしまいます。こだわる人はあらかじめトレッドを広げる措置をとったほうがいいと思われます。

私?・・・また今度・・・しようかな?

あと,写真には見えにくいですが,RECARO SR3を装着しました。これだけ外装がキマっているのに,内装は純正のシートって・・・それだけはどうしても許せなかったので,ストックパーツから引っ張り出していれておきました。

リヤのホイールを見ると良くわかります。タイヤがかなり内側に入ってますよね。

見えないところですが,自己満足のこだわりです。


はコレを眺めながら,RX-7復活の日を祈っている私です。