MAZDA 787B,RX-7展示 in アルパーク

1999年暮れから、2000年2月いっぱいまで、広島市西区にあります、アルパーク天満屋4階の総合ショールーム内のマツダブースにおいて、ある企画展示が催されました。

その名も、「マツダ 過去・現在・未来 〜ロータリーとデザイン〜」。その企画には、初代マツダコスモ、そのエンジン(491×2ローター)、部品の展示、アメリカのDAYTONA GTO仕様のRX-7、そして、マツダ787Bが展示されていました。

今回、私ははじめて、RX-7と対面しました。はじめの印象は、「でかい」。かなりの幅広ボディーでその幅は目視でも、787Bより広いのは一目瞭然です。まさに、RX-7とは名ばかり。中身は違うものだという感じです。

フェンダーの張り出しが半端じゃないです。

こんなRX-7がJGTC(全日本GT選手権)のGT500で暴れまくってくれたら嬉しいんですけど、どうでしょう?このRX-7もエンジンは4ローターのロータリーエンジン。しかし、787Bとは違い、13J型というものです。(787Bの4ローターはR26B型)

さて、次なる787B。こちらは久々のご対面です。思ったよりもきれいな状態でした。マツダ関係者のうけうりでは、ルマン優勝のあと、レプリカを3台作ったそうです。1台はルマン博物館へ、1台はFISCOの近くにあるレーシングパレスに(確かに見たことがあります。)、そして各ディーラーを回るためにこの1台。

展示用だからなのか、かなりきれいでした。実際に走るのかどうかわかりません。(おそらく去年末にFISCOで実走したのはレーシングパレスにあったものでないかと。情報をお持ちの方は是非教えてください。)

エンジンがのっかってるかどうかはわかりませんでした。でも、久しぶりに見ても、このカウルデザイン、カラーリングはきれいだと思います。デザインはGr.Cカー全盛の頃だけあって、かなり流麗につくられています。

マツダ757の頃は、私はまだ免許も持っていない子供のくせに、「ポルシェ956、962にそっくりじゃのぅ」、なんて思っていました(まぁ、デザイナーが一緒だったと思うんで、似ても仕方がない?)。しかし、767を経て787の頃は立派にマツダの個性が出ていたと思います。

787Bが世に送り出されて9年たちますが、

まだまだ色褪せることはありません。

そしてカラーリング。767時代から始まったレナウン・チャージカラーはとても鮮やかで、デザイン的にも優れていたと思います。その証拠に、マツダスピードはレナウンとのスポンサー契約が終了しても、マツダカラーと称して、このカラーリングを施したマシンでルマンや鈴鹿1000kmに出場してましたし、このレナウンカラーをまとった車のグッズがたくさん世に出ていますしね。

私も、1/10RCカーはもちろん、チョロQ、でっかいチョロQ、トミカ、挙句のはてに1000pcs.のジグゾーパズルも所有しています。

今回の展示では写真をいっぱいとりました。なぜかといえば、今から、再販されたタミヤ製1/24のMAZDA 787Bを製作する予定だからです。

実は、7年位前、発売されたばかりの787Bを購入したのですが、そのマシンは、JSPC仕様の逆カラー(蛍光オレンジ蛍光グリーンの配置が逆)にしたのです。

そのあと、ルマン仕様も製作するつもりでしたが、立ち消えしていました。今回の嬉しい再販のおかげで、また,購入することができ、計画が再浮上したのです。

また,製作したら、「なぜかRCと模型」のページで紹介しますね。

最後に、東京モーターショウに出品し、各方面から絶賛された(と思う)RX-EVOLVのクレイモデルが2体展示されていました。

この車、市販されたら、私は絶対買います。セダンだけどNAの(!)ロータリーエンジン。280ps!。コンセプトが大好きです。

私は、常々、大人5人がヒロビロ乗れて、しかも炸裂する280psを誇る、大人のセダン、スバルレガシィB4オーナーをとてもうらやましく思っていました。
しかし、マツダがこういうセダンをだしてくれると、とても嬉しい…