'99 JGTC 第1戦 鈴鹿サーキット

さて、まず。第1回目は'99年3月に鈴鹿で行われた、JGTC(全日本GT選手権)第1戦の模様です。レース結果等は既にお分かりでしょうから、ここでは違った視点から報告致します。(うまくいくのか?)

最近、見に行ったレース。といってももうだいぶ昔の '99JGTC開幕戦・鈴鹿。予選/決勝ともに大雨でした。しかもめちゃくちゃ寒い!もう4月になろうかと言うのに、土曜日の夕方には鈴鹿山脈が白く雪化粧をしてしまったのには驚きました。

この予選では、各雑誌にも称えられていましたが、12号車/カルソニック・スカイラインの影山正美選手の走り。大雨で各車スローペースとなったり、出走しなかったりしたなか、星野選手が乗り移ったかのような激走を見せてくれました。すごい迫力が車からにじみ出ていましたね。観客の皆さんも大喜びでした。

雨の中疾走するカルソニック号(これは星野選手ですが。)

決勝当日、もみくちゃにされながらのピットウォークのあと(年々混雑してきますね。各ピットの様子をゆっくり見ることができず悲しい限りです。今年は喧嘩している人もいて、涙ながらに怒ってた人もいました。)雨の決勝。ここでもカルソニックの迫力が違っていましたが、無念のスピン。

GT500では、去年とは一味違うTAKATA NSXが常に安定していました。Mobil NSXは目の前(1,2コーナーでコースアウトしてましたけど。スープラは'99仕様が速さを増しているとの前評判でしたがそんなに感じなかったのは残念です。ウエットだったからでしょうね。

また、先日テスト中に舘信吾さんの不慮の事故がありましたし(心よりご冥福申し上げます)、ちょっと寂しかったです。私は、あのエッソタイガーカラーのスープラ+注目ルーキー舘信吾さんがが走るのをとても楽しみにしてたのです。

'99年は一枚板のリヤウイングが主流です。

あとはSOKのマクラーレン。さすがに初戦ということで本領発揮できていないようです。世界選手権のことを思うと、これからは怖い存在になるのではないでしょうか。

GT300では、私のごひいき、RX−7勢はRE雨宮さんが大活躍。玄人さんはどうかわかりませんが、シロートが見れば、いきなり初優勝か?とも思ってしまう序盤でした。でも、今年は活躍しそうですよ!(8月の富士では見事2位!ポルシェGT3がいきなり勝っちゃうんだもんな〜。残念!次に期待!がんばれ!)

GT300にはインプレッサ、MR2、FTO、セリカ、シルビア、そして今年からフェラーリ355(!)が出走し、大いに楽しめそうですね!これらの市販車に乗っている方々うらやましいな〜。自分が乗っている車を応援できるのですから。