我が家のファミリアお手入れ日記5


2002年4月 タイヤ&タイミングベルト交換 

2002年9月 ステアリング交換

2002年10月 インテークパイプ交換

2002年11月 レカロシートに交換 


2002年4月 タイヤ&タイミングベルト交換

2002年の冬はあったのか!?というくらいの暖冬でしたね。3月早々には,スタッドレスからノーマルタイヤに交換してしまいました。そこで気になったのが,タイヤのミゾ。もう車検では通らないであろう溝になってきました。

そして,まもなく,走行距離10万キロ。ついでなので,両方一変に交換とあいなりました。

実は,タイヤは色々な新品・中古タイヤショップへ出向き,探したのですが,なかなか「これだ!」と言うタイヤは見つからず,まずはタイミングベルトをいつも面倒見てもらっている整備工場で交換してもらおうとしたのです。

その時,なにげに「タイヤも交換したいなぁ。」とボツリ。「スポーツできるグリップタイヤ」「でも静か」「そんで持って格安。」と言う,普通なら「帰れ。」と言われそうな私のリクエストに快く答えてくれたオートザムイワセさん,ありがとう。

ついでにベルト類チェックをしてもらって,交換はタイミングベルトだけでOKとのこと。

ファンベルトのほうが結構劣化が進みそうですが,そうでもないんですね。

さて,タイヤのほうですが,トーヨータイヤの「TRAMPIO Gu:wn」と言うタイヤにしました。トーヨータイヤのスポーツタイヤブランド「トランピオ」。だからグリップする。最近の傾向である静粛性も重視。だから静か。そして,「TRAMPIO Vimode」なるタイヤの発売で旧モデルとなった。だから安い。

私の要求をすべて満たしています。

早速走り出します。静かです。このタイヤの前はバランス重視タイヤのYOKOHAMA AVIDでしたが,それよりも格段に静かです。高速道路を走ると,タイヤノイズよりも風切り音のほうが気になります。

直線では,タイヤの転がり抵抗が少なくなっているのか,いい意味で道路を滑っている感覚です。クルマが「スーッ」と前に出るような感覚があります。

かといってワインディングではどうか,と言うとこれがなかなかよいです。

前よりも,クルマが素直に曲がります。ハンドルを切れば切っただけ。ステア操作に敏感でもなく鈍感でもなく。ファミリアセダンの性格からすると,とても理にかなった(と思う)動きをするようになりました。

また,ATをホールドモードにして,ちょっと元気な走りをしても,この傾向は変わりません。攻撃的なトレッドパターンが象徴するように横方向のグリップも十分満足です。おそらく,1トンと言う車重と1500ccクラスのクルマとの相性がいいのでしょう。

私が思うに,スポーツタイプのクルマ,もしくはハイパフォーマンスカーだと,また印象は変わると思います。MX-6のページでも書きましたが,そういう車でバンバン走るには,もっと上のタイヤしかないでしょう。

人を乗せた場合は快適に,一人でドライブする時にはそれなりに。

私の理想にまた一歩近づいた感じです。


2002年9月  ステアリング再交換

ファミリアのステアリングはすでにPersonalのウッドステアリングに交換していましたが,このたびMX−6に使っていたPersonalの皮巻きステアリングに交換しました。

別に主だった意味はないですが,ファミリアのモディファイ路線をちょっと修正したのです。

その理由として我が家に新しくやって来たプレマシー。嫁さんは使い勝手の良さ(子連れのお買い物,近所の主婦仲間との遊びとかでね。)ですっかりプレマシーが気に入ってしまったのです。

と言うことで,ファミリアはすっかり私が乗ることになったのです。

そこで,ファミリアのコンセプトを「人に優しいスポーツ」から「1500cc+ATでも,その能力を使いきろう」に変更したのです。まず第一番目はファミリアのキビキビした足回りを生かすためのステアリング交換。

適度に小径+グリップ重視のディンプル付皮巻。

以前のステアリング交換でも述べましたが,MX-6とBGファミリアのステアリングボスは同じ型式でOKです。

したがって今回は,ボスごと交換しました。

黒一色になったインパネもスポーティーさを演出。BGのオーディオは操作するとシートが方から離れる程遠い位置にあるので,ステアリングにリモコンを装着。

交換後の感想。

やはりこちらのほうが若干径が小さい分だけ,そしてMX-6で慣れ親しんでいた分だけ,ステアリングの手ごたえが良くなった感じです。

適度にスポーティになった感じとでも言いましょうか。

径が小さくなったことの弊害も述べておきましょう。

それは,ステアリングが重くなったこと。もともとBGのパワステは重めの設定です。

車庫入れ時には,やはり重くなったと感じます。おそらくホンダオーナーがBGに乗り換えると「ステアリングが重いなぁ」と感じることでしょう。

良く軽いハンドルを手をパーにして一気にクルクル回してハンドルを切る方がいらっしゃいますが,BGではまず女性ではムリでしょう。男性でもフォークリフトの如くぐんるぐんる回すのには違和感を感じるでしょう。

しかし,運転中にはステアリングからの情報がダイレクトに伝わり,こちらもよりこまやかなステアリング操作ができてとても好印象です。

よくある軽いパワステの車では時々路面の凸凹の突き上げにより,軽すぎてハンドルが動いてしまうようなシーンがありますが,そんなことは皆無。

いつでもどこでもどっしりと落ち着いた安定感のあるステアリングとなりました。


2002年10月 インテークパイプ交換

ある日エンジン内部を点検していたら,吸気ダクトの蛇腹部が裂けていました。

即交換です。

半分以上ザックリ避けてる!

終わり。・・・えっ?,終わり?

そう。それだけのことですが,それだけのことではなかったんです。

試しに走ってみると,今までよりも見違える出だしになったんです。

すぐ違いがわかりました。

最近プレマシーに慣れてしまっていたので,ファミリアの出だしが少々遅くても,「まぁ,1500ccだから仕方ないか。」と,思っていたのです。

しかし,それは間違いでした。おそらく2ヶ月ぐらい前からこの蛇腹部の「裂け」は存在していたんだと思います。

そして,ここから大量に空気が漏れ入ってしまい,センサーのあるフィルター部からの空気は少なかったんでしょうね。それで空燃比が変わってしまい,出だし時のとろさになってしまったんでしょう。

吸気ダクトを外し,スロットル部をチェック。さすがに汚れてる・・・。こういうときにマメにお掃除しましょう。

ここで改めて思い直しました。「おかしいと思ったらまず点検」

ファミリアはこの時点で十年選手になりました。

これからは,日常点検がますます重要になりますね。


2002年11月 レカローシートに交換

プレマシーに装着しようと思っていましたが,プレマシーのシート,予想以上に良いです。

腰痛持ちの私ですが,今までのような痛みを伴うこともありません。立った姿勢で座るシートと肘掛の効果は大です。

おまけにシートサイドにエアバッグ付。交換するメリットが薄く思えてきました。

こうなると,気になるのがファミリアのシート。1時間座っていると腰に電気が走り始めます。

2時間連続して座ると,歩行にも支障が出るようになります。

結果,レカロシートはファミリアに装着することに決めました。

早速,ベースフレームの注文。MX-6には,オートバックスで購入した並行輸入品のレカロシートSR3に訳あって日本での正規輸入会社のブリンプ製のシートレールとベースフレームをつけていました。

後は,ブリンプ製のBG用ベースフレームを購入すればOKのはずでした。が,しかし,ブリンプさんは正規輸入したレカロシートにしか,ベースフレーム及びシートレールの販売をしてくれません。

正規ものに比べ,ほぼ半額の並行輸入ものが台頭してきた現在ではこういった風習も無くなったと風の噂を聞いたのですが,やはりダメでした。

と言うことで,並行輸入もののレカロシートには他製品のベースフレームとシートレールを入れないといけなくなりました。

今回選定したのは「BRIDE」。ブリッドは本来時製品のシート用のベースフレームとシートレールを生産していますが,こういう問題に対応する為に,「レカロシートアタッチメント」と言う部品を用いて,レカロシートも装着できるようにしてあるのです。

値段はシートレール+ベースフレーム分の値段をしっかりとられますが,背に腹はかえられません。

取付はいたって簡単。車側の4本ナットを外すだけでシートは外れます。ファミリアにはありませんが,プリテンショナー付のシートベルト車や,ウォーマー付のシートの場合,他に配線が走っている場合もありますので,ご注意を。

レカロシート側はシートレール部にレカロアタッチメントを取り付けるボルト6本,シートを取り付けるボルト4本でOKです。後は車に付けるだけ。

レカロって,シート中央とサイドが別クッションになっているんです。そして無段階調整のリクライニング。ぴったり身体になじみ,しかも,肩甲骨でしたっけ?で上半身を支えるので腰にも優しいです。

座ってみましょう。メチャクチャドライビングポジション(シート高)が低くなりました

ドンブリ勘定ですが,5,60mm下がってしまいました。走り的に見れば,重心が下がるメリットがありますが,メリットはそれだけではありません。

純正のシートでは背の高い人になると,目線と同じ高さにルームミラーがあります

したがって,左カーブの時には,頭を下げないと,左前方を確認できないことが多々ありました

ワイディングを走るときも,交差点を左に曲がるときも。

 

これが大幅に改善されました。また,ヘッドスペースが広くなり,車内が広くなった錯覚を受けるほどです。

運転席以外はレースの純正シートカバー。このアンバランスさも狙いだったりして・・・

そして,ホールド感,そして運転姿勢にしっくりとなじむレカロシートの特性は,いまさら語るべくもありません

パワーの問題はあるにせよ,ドライビングの楽しさはファミリアの方が優勢となった感じがします。

このBGで早く遠出の旅・出張がしたくなりました。