3牌の繋がり

3牌の繋がりパターンについて考えてみる。
 
上の16牌を使って、3牌の繋がりを作る。

3牌の繋がりを考えるとき、ベースとなるのは、2牌の繋がりである。2牌の繋がりに、もう一枚、繋がりそうな牌を加える。これで、順子や刻子を作っていく訳である。繋がりを持ちそうな3牌を抽出するとき、これに役牌を1枚加えて考えると良い考察が出来る。2牌の繋がりのところでも書いたが、考え方の前提条件として、平和を狙うべきか、役牌重ねを狙うべきか判然としない状態だと言うことを頭に入れておこう。よって、4枚の中で何を切るの問題だと考えて貰っても差し支えない。

もう順子が完成している。誰が考えてもを切るだろう。


 は、が先に入れば、平和の為の頭が作りやすい形になる。だけれども、と較べての  の有効性の低さゆえ、切りが適当だろう。
しかし、ぐらい真ん中にシフトしてくると、今度は切りになるのではないだろうか。
ではどうだろうか。切りだろうね、やっぱ。が入ってもかぶり両塔子になるし、じゃ辺塔子だからね。
これではどうだろう。この辺りが切りか切りかの分岐点だと思う。一応切りを正着としておく。になると当然切りが正着。

等の両嵌塔子+役牌ではどうだろう。両嵌塔子では、なかなか、どれか1個を外すのはどうかと思う。
片側にしか両面に変わる要素がないこのような形でも、切りを正着とする。

これは、どうだろう。を一枚外し、両面受けと役牌残しに受ける手もあるけど、この手にが付けば中ぶくれ両塔子になる。これは、おいしい。しかし、が付けば、並び双ポンになるわけだし、、、。結論、を正着とする。より端に係るでは、切りを正着とする。

ではどうだろう。ここで何とか一面子作りたいのは山々なんだけど、ここで、1枚外せば、受けが狭くなる。やっぱ、切りが正着だろう。

両嵌塔子含みではあるが、やっぱ、の順に切っていくのが正着だろう。

 以外なら両塔子が出来る。切りを正着とする。

 切り
 切り。が入れば、3面受け両嵌塔子になるが、3面受け両嵌塔子は、旨味が少ない。が入れば、の2枚が十中八九不要牌になるからである。

では、切り。

では、落とし。
3牌に繋がりでは、大体こんなところだろうか。書き出してみると、3牌の繋がりというのは意外と少ない。切りをしたほうが良いと思われる形は、      ぐらいで、悩ましいのが、  ぐらいか。あとは、を残した方が有効だとおもわれる。
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