2牌の繋がり

2牌の繋がりパターンについて考えてみる。
 
上の16牌を使って、2牌の繋がりを作る。

         いわゆる両塔子

           いわゆる嵌塔子。有効性の高い順番に並べれて見ました。 よりを上位に持ってきたのは、この両塔子を落としていくときの安全性の高さを考慮したからです。

 いわゆる辺塔子。辺塔子は嫌われ者ですが、どの辺りの牌より有効かは、かなり難しい。考え方としては、確定的に頭が無いとすれば、ここが頭になっても良いわけで、が有効牌になります。あくまで感じでの話ですが、浮き牌の28より有効で、役牌より下位と言う位置づけでしょうか。

   いわゆる両嵌塔子の卵です。ここら辺の位置づけも難しい。これらの2枚に例えばを付け加えて、一枚切るとしたらどうでしょう。なら切りでしょう。なら 切りと思う。 は、ちょっと迷うけど、一応切りとしておきます。両嵌塔子の卵にオタ風が加わった形で言えば、オタ風切りと正着としておきます。

 このような形は浮き牌2枚と考えても良いのですが、特にの場合は、以外ならかなり有効に使えます。基本として、順子の4つをどこに作るかを考えたとき、例えば、索子の  のように、索子なら索子で、2つ作るのが基本でしょう。萬子、筒子とありますから、6つの箇所で、4つ作るのが基本だと思います。このことを踏まえて  を考えたとき、安易に一方を外すことは、あとで嵌塔子に苦しむ要因を残します。勿論、この持ち方は両面持ちですので、中盤以降では危険な持ち方と言えるのですが、この2枚にが絡んだとき、私なら、を外します。

       いわゆる対子です。勿論頭としてそのまま使えますし、暗刻になれば、まー、大体良しとしたものでしょう。しかし、他に確定的に頭があるとすれば、    などは、1枚外していくことが意外と面白い。例えば、とあり、平和を狙うか、役牌重ねを狙うか判然としないような手具合なら、を俺なら一枚外す。

以上で、2牌のパターンは出尽くしている。問題は、この2牌のパターンと一枚牌との有効性における順位付けである。一応順位を付ければ、子の西家で、頭が確定的に無く、2両塔子があるような手を想定したとき、
      という順番でしょうか。大いに議論のある順番付だとは、思う。尚などの対子系は、あまり順位付けになじまないので、除外とした。

この切り順は、場の大きな流れより上位に来ることはなく、あくまで、基本的スタンスとして身につけておきたい類のものでしかない。狙う手役なんかにも大きく影響されることなので、あまり囚われることがないように。

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