TOURING KIT by MAZDASPEED
(ショックアブソーバー+スポーツスプリングセット)
フロント-1、リア-1の場合。

いっぱい雪が降った2000年のスタッドレスタイヤシーズンを終え,やっとノーマルタイヤに戻しました。

その時ついでに,フロント,リアとも一番柔らかい設定にしました。「せっかくサスを変えたのに柔らかい設定なんて・・・」と思われる方もいらっしゃいますでしょうが,いわゆるひとつの家庭の事情です。

ということで,フロント・リアとも一番柔らかい設定です。

あたりまえかもしれませんが,乗り心地は,かなりマイルドになります。フワフワとはしませんが跳ねる感じです。それでも、突き上げ等は角が取れた感じです。普段,流すような走りでは,問題無いように感じます。

ハンドルから路面の手ごたえも感じられ,高速道路等での直進性も問題ありません。

ですから、ドライブや旅行などの同乗者を疲れさせないように心がけなければならないときは最適といえます。

ちょっと,軽快に走ろうとしたときはどうでしょう。

リアサスの様子。緑色のショックが覗きます。マツダスピードブランドですが元はカヤバ製。

これは,腕に自信の無い私には怖い。コーナーでは,昔の純正サスが得意だった,想像したラインから頭が外に出て行く現象が現れます。

ダンパーの減衰力を少し変えただけでこんなにも変わるのかと,少々びっくりしました。

あらゆるモータースポーツでは,足回りのセッティングが大事だというのが改めてよくわかります。

また,わだちの多い道だけかもしれませんが、コーナーからの脱出から、ジワッと(グワッとじゃなくてスーッとね)全開にしようものなら,ハンドルが取られます。

特に2速,5000rpm以上の場合は冷や汗たらたらです。これは,カーブからの脱出や,アクセルを開けるタイミングを変えてみても同じでした。(アライメント関係はずれてないと思います。)

ブレーキの効き云々は変わりませんね。ですから,怖いのは,この2点です。

こんな感じですから,フロント・リアともに一番柔らかいときにはスポーツを忘れて,同乗者とドライブを楽しむときという感じですね。


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