2001年9月8日 
スーパー耐久第6戦 in TI英田サーキット(予選)
全日本F3選手権第16戦

2001年のスーパー耐久にはニューカマーがたくさん登場しています。

N-2クラスには,前年フルモデルチェンジしたインプレッサ,そしてそれに対応するかのようにランサーがエボリューションZに進化しました。

今シーズンのニューカマー達

N-3クラスには,BMW M3が戻ってきて,国産車勢を引っ掻き回します。

N-4クラスにはS2000,インテグラ TYPE Rとホンダ勢が台頭。

車種はますます豊富になり,各チームの作戦の立て方にも個性が出てとても面白いレース内容となっています。

 

そしてN-3クラスのRX-7。

今年はかなり台数が増えています。

もちろん,マツダスピードワークスの復活を切に願って登場したWW2 RX-7。

これは別に詳しく説明するとして,このチームが一番「愛マツダ心」を持ったチームであるのは言うまでもありません。

その他にも,Best Mortoring副編大井選手,マッドドッグ三好選手の駆る本命「BP RX-7」。

対抗「C-WEST RX-7」。

全身に蛍光オレンジをまとった「PowerMagic RX-7」

地元のチームから出場している「SS Royal RX-7」

昔から鈴鹿1000km,JGTC等に出場し,未来のレースエンジニアを育てている「KAGEISEN エクシーザRX-7」。

N-3クラスだけで6台のRX-7がしのぎを削っています。

 

常連達にも車種が増えています。

N-1クラスを席巻するスカイライン勢もエントリー数が増え激戦区になっています。

私の一押し,アルファ156も去年より体制が整ったのか,いきのいいサウンドを出して走行していました。また,今年は2台体制になっています。

そして,N+はアルテッツアが台頭。エントリーを見てもほとんどアルテッツアの独壇場。

そして,このレースで早くもN-2クラスのチャンピオンが決定しました。中谷明彦選手/木下隆之選手組のNo.11 PUMA LANCER Evo.7です。木下選手には以外にもこれが初めてのシリーズタイトル経験だそうです。

さて,F3ですが,今年からレギュレーションが変更され,1ウイーク2レースとなりました。したがって予選日である土曜日にも1レース観戦できます。

これは,半額で観戦できる土曜日がさらにお得になったとも言えそうです。しかし,今年のF3は強豪ぞろいとはいえないようですね。

まるでF1レースのように,本命が本命らしくレースを進め,スタート以降は一列渋滞。

誰が勝つかわからないと言う感じではありませんでした。