関金温泉                       


 関金温泉の歴史は古く、開湯は約1200年前と伝えられています。伝説によると奈良時代の僧である行基が、この地で鶴が入浴しているところを発見し、弘法大師により関金温泉として整備されたとされたとも、弘法大師自身により発見整備されたとも言われています。
 鳥取は、「因幡(いなば)の白兎」の神話にあるように、日本医療の発祥の地として知られていますが、いや正確には、日本獣医医療の発祥のではないかと思いますが、関金温泉は、日本で初めての動物のリハビリ治療の地なのかもしれません。その昔このあたりは伯耆(ほうき)の国と言われていましたが、伯耆民談記には関金温泉はその透明度より「銀湯」と記され、最近では「白銀(しろがね)の湯」と称されています。


泉質:単純弱放射能泉
効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、痛風、動脈硬化症、高血圧症、慢性胆のう炎、胆石症、慢性皮膚病、慢性婦人病