繋がりを重視せよ
麻雀のやり方で、面子や塔子の数を数えることは、しないほうがよい。配牌を見て、ここら辺で、一面子、また、ここら辺で二面子と数える作業をしていると、牌の繋がり具合が見えにくくなる。また、牌のかぶり具合が見えなくなる。下手な辺塔子を可愛がったり、対子を後生大事に扱ったりするようになる。出来面子の周りで、もう一面子作れなくなる。そんなことをしなくても、かぶりを作らなかったり、かぶりや変わり目のない辺塔子や嵌塔子を嫌っていく作業をしていれば、浮き牌が嵌塔子や両塔子になる。そしてかぶりがなく、きれいな形になりやすい。またこれは、考える作業ではないので、場が見えやすくなる。役牌の処理を遅らせることが出来るので、場を、コントロールとまでは言わないが、場に対応しやすくなる。打ち牌に無理がないので、安易な振り込みが少なくなる。というか、相手の欲しいところが早期に打ち出されたり、或いは、使い切る形になりやすいので、相手のリーチの数が減る傾向にある。

これは、はっきり言ってコペルニクス的転回である。

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