7対子

7対子について、思うことを書いてみる。基本的に7対子は、藪睨む役だと考える。明確に7対子を狙うことがないわけではないけど、あまりいい結果を生まないように思う。狙えば、中張牌から切り出し、端牌や字牌で対子を作ることを考えるわけだが、例えば、相手からリーチを受ければ、先切りした中張牌が逆に仇となり、振り込みに回ることがある。また、対子で止まっておけば良いものが、暗刻になり、これは、切り出さないわけにいかないので、切り出せば、当たったりと、、、。

先行して、先に聴牌になったとしても、捨て牌具合から、見え見えの7対子気配になってしまったりする。また、7対子は、相手の欲しいところを押さえながら、打つ利点があるのだが、逆にこれが、相手の危険牌をため込む傾向を生む。まーとにかく、難しいもんだと思う、7対子は。

じゃー、どういうときにうまくいくかと言えば、こちらが手にならないとき、7対子は、うまくいけば、逆に聴牌が早くなることがある。相手の危険牌を押さえながらの、聴牌だから、捨て牌は7対子らしくなることは余りない。そして、ご存じのように、ツモって裏ドラが載れば、、、。

あるいは、早い聴牌で、7対子も1つのパターンだろう。

あるいは、相手のリーチを受けて、切りづらい牌を持ってきたときに、7対子に振り返るというのも、ひとつの有効な手段では、ある。この場合は、追っかけリーチにいくことは、少ないと言えるだろう。少なくとも私の場合は、少ない。

7対子で、問題となるのは、対々との兼ね合いである。どちらか悩む選択を迫られるとしたら、7対子で我慢した方が、有効なように思う。対々は、行った行ったの役で、後戻りが、利かない役だからである。この2つで悩むときは、大抵シャンテン戻しのことが、多い。

また、平和系と7対子で、悩むこともある。この時は、塔子ばかり多くて、順子が完成してないことが多いのだが、こういう場合は、平和に走った方が良い結果を生む。順目が進んで、聴牌しなければ、形式聴牌にも向かえる点が意外と大きい。

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