手の内

  麻雀において、みんなが一生懸命手作りをすると思う。手作りだけで終わってるバカチンもたくさんいることだろう。リーチや相手の明確な聴牌を目の当たりにするまで、一生懸命な手作りを止めないアンポンタンも多い。そういう連中の切り出し牌は、とにかく自分の手作り上、一番不必要なものということになる。こんなことじゃ、なかなか麻雀に勝てないに決まってる。
  そこで提案、手の内には、3種の牌があることを自覚しよう。ポンチー牌、危険牌、手作り牌の3種です。ポンチー牌は、相手の手のスピードを手助けする牌のことです。切り出しが遅れれば、危険牌にも転じます。危険牌は、文字通り危険牌で、相手の当たりになる可能性のある牌のことです。一局の初期段階では、相手も聴牌が入ってませんから、危険牌ではないのですが、場が進むに従って、危険牌へと変わっていきます。自分の手作り牌として使っているなら、問題は少ないのですが、なかには、6割方不必要だけど、4割方必要かもしれない、なーんて牌もあるものです。556持ちの5なんかがそうですね。ポンチー牌、危険牌の詳細は、それぞれの項目を読んでください。この項目では、とにかく手の内には3種の牌が存在することを、憶えておきましょう。

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