素材その7  終盤
 終盤とは、残りツモが、20を切った段階での麻雀の打ち方をいいます。この段階では、自分が出るのか引くのかが大きな分かれ道です。出るにしても次の自分の番の時には、引かなくてはならないかもしれません。なぜなら、敵も当たれる体制が整っていることが多いですし、残り牌が少ないことから、ダマ聴のやつも多いいです。ノーテン罰符欲しさに振込みに回るのは、愚の骨頂といえます。ちなみに私はこれが得意です。(笑)
 
 出るにしても引くにしても、敵もノーテン罰符が欲しいですから、食わせない努力が必要です。また自分が危険牌をつかまないよう食い換えなどで、一巡を凌ぎます。ただし、この時は、切り出し牌が安全だという前提が必要です。また上がれる聴牌者のツモを減らしたり、ハイテイの位置の調整を計ります。自分が形聴が取れなく、なおかつ安牌があるならば、ハイテイを取るようにし、その他の場合はハイテイを他に流します。

経験から言いますと、残り20を切っても、リャンシャンテンぐらいなら、十分形聴に持っていけます。東風戦では、ノーテン罰符の意味合いは意外と大きいです。

また、残り20を切ってからのリーチが好きな輩がいます。出来るだけ、一発を消してやりましょう。こういうリーチは、一発とハイテイが絡みやすいですし、高い手だけれど、リーチをかけないと上がれないパターンが多いいですし、また、待ちもいい待ちになってることが多いいです。大体この項目については姑息なことがポイントとなります。しかし、こういう細かいテクニックがあなたの平均順位をいくらか押し上げるのです。