リーチ対策
相手のリーチにどう対応するかに付いて書く。書き留めておいたものの、書き写しなので、内容にまとまりを欠くかもしれないが、お許しを、、、。

@相手のリーチは、待ちが限定できないから、自分にとって要らない牌を切る。
相手は、ノーテンリーチかもしれないし、フリテンリーチかもしれないし、他者が全部握りつぶしているかもしれないし、王牌に死んでいるかもしれないし、純カラかもしれない。とにかく自分の手牌の不必要牌やツモ牌に相手の当たり牌が一枚も無いケースっていうのは、結構存在する。よって、要らない牌を切る行為には、正当性がある。ただ、不要度を最優先して、要らない牌を切るのではなく、不要度に危険度を乗ずるような形で、要らない牌を捨てていきたい。危険な牌の切り出しを遅らせば、他者が振り込んでその局が終わるかもしれないし、リーチ者が積もって終わるかもしれないのだから、敢えて自分が振り込む可能性を高める必要もなかろう。

相手のリーチに立ち向かうとは、自分が聴牌するために不必要牌を切り飛ばし、尚かつこれから積もってくる不必要牌も切り飛ばし、聴牌に漕ぎ着け、相手の当たり牌を掴む前に上がりきってこそ、成功と言える。兎に角大変な作業である。聴牌とイーシャンテンとには、雲泥の差があることを、自覚しよう。

例えば、両面待ちのリーチを受けたとしよう。まー、千差万別なんだけど、基本的には、8枚の待ちの数があるんだけど、自分の手牌の不要牌やこれから積もってくる不要牌が当たり牌になる確率は、はっきし言って非常に低い。データーを取ったわけではないが、多分平均して0.***の世界である。この、0.***の世界をどう考えるかが問題である。0ではないから、危険とおぼしきものは切らないと考えてもイイし、0.***なら行った方が得と考えてもあながち間違いではない。自分の手の期待値を、まーおおよそなんだけど、計算して、行けると踏めば、全ツッパ、行けないと踏めば、べたオンリと使い分ければより有効だろう。兎に角、相手のリーチは、待ちが限定できないから自分にとって要らない牌を切ると言う行為には、正当性がある。

A待ちを絞って打つ。
待ちを絞って打つというのは、玄人受けをする打ち方である。だけど、これははっきし言って、まやかしである。まず、待ちを一点に絞ったとしよう。この1点に絞る行為には、多くの間違いが含まれる。5順目ぐらいのリーチを1点で絞れると考えること自体が多くの誤謬を含んでいる。1点で絞ってもそれが本当で、その待ちである確率は、どんなに読みのするどい奴でも、2割は越えないだろう。まーここでは、1点で絞り、しかもその1点が当たっていると仮定して話を進めるが、その1点をどうやって使い切ると言えるだろう? 例えば、47萬待ちだと読んだとする。ということは、今持っている47萬は当然のこと、これから積もってくる47萬も受け入れる態勢を作らなくてはならない。そうなると2から9までの萬子はどれも安易には切れない。ましてや筋で掴めば、最低でも1面子と頭で使い切らなくてはならない。現実には、リーチを受ける前にもう47萬を捨ててしまっていることも多々あろう。たとえ読めたとしても、それを使い切る作業は、非常に困難を極める。もし可能だとすれば、対子形で使うぐらいだと思う。あとは、たまたま、持ってきた当たり牌1枚、2枚を上手く使えたって言う程度の話で、そう、ほんのたまたまうまくいったと言う話でしかない。まーそれは、それで大事なんだけど、聴牌者はリーチ者のみとは、限らないしそうなってくると、読んだ待ちを使い切るなんてのは、ただの絵空事にすぎない。

人間の心理とは不思議なもので、自分の中の不要牌が、危険牌に見えがちである。そして、この不要牌が通るであろう根拠を一生懸命に探す。まー、俺がそうなだけかもしれないけど、相手の手牌を読むのに、あまり自分の手牌と関連づけて読まない方が賢明である。自分の手牌と関連づけて読むと、多くの間違いを起こしがちである。まー、自分の手牌は参考程度にしておこう。

Bべたオンリして打つ。
べたオンリも、論理的な打ち方である。なにしろ、麻雀において相手の待ちは判らないと言うのが、大前提だから、自分が勝負にならなければ、べたオンリする行為は、論理的である。
べたオンリにも、技術があるらしい。あるらしいとは、とつげき東北さんが、べたオンリ技術論を書いているので、そちらを参考にして欲しい。まー、俺もいずれ暇なときに読んでみようとは思っている。俺から言えることは、リーチに入られて、降りると決めたら、第一打は、共通安全牌を切るようにしよう。というのも、リーチ者だけが聴牌だとは限らないわけで、他者のツッパリ具合を見ながら、そいつが聴牌か否かを見極める必要がある。聴牌だと見れば、全体的な安全牌を先に切って行くべきだし、まだ、イーシャンテン以下だと読めば、リーチ者固有の安全牌を処理していき、共通安全牌を手に残すべきである。

Cある程度の安全を確保しながら打つ。
まー、これが俺がよくやる打ち方である。安全そうな塔子や浮き牌、対子、面子を嫌って行きつつ、手を死なせる致命的な牌を打たないようにする。34萬とあって、3は安全牌だが、4は危険牌などの場合、3を外さないようにする打ち方である。危険なところを押さえつつ打つ、まー回しの技法なんだけど、これで、全部が全部危険牌を押さえられる訳ではないので、ある程度、運に任せた要素も残った打ち方である。まー、みんな、多かれ少なかれやってることだろうから、詳細は避ける。

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