オタ風
暗+1 | 暗 | 対2+2 | 対2+1 | 対2 | 対+4 | 対+3 | 対+2 | 対+1 | 対 | 暗&対 | 両塔子&頭&役牌 |
1 | 1 | 1 | 2 | 2 | 1 | 3 | 23 | 35 | 11 | 80 | パターン数 |
0.23% | 0.23% | 0.23% | 0.47% | 0.47% | 0.23% | 0.70% | 5.36% | 8.16% | 2.56% | 18.65% | パターン出現率 |
1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 1 | 10 | 12 | 2 | 29 | 上がりパターン数 |
100% | 0% | 100% | 0% | 100% | 0% | 33.33% | 43.48% | 34.29% | 18.18% | 36.25% | 上がり確率 |
12,000 | 0 | 2,600 | 0 | 17,200 | 0 | 2,900 | 29,300 | 36,400 | 9,100 | 109,500 | 上がり総計 |
0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 3 | 5 | 1 | 11 | 振り込み回数 |
0 | 0 | 0 | -1,500 | 0 | -8,000 | 0 | -18,500 | -32,600 | -2,000 | -62,600 | 振り込み総計 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2,000 | 4,000 | 1,000 | 7,000 | リーチ棒プラス |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 2 | 7 | 流局プラス回数 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2,500 | 3,000 | 2,500 | 8,000 | 流局プラス点 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | リーチ棒マイナス |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | 流局マイナス回数 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | -1,500 | -1,000 | 0 | -2,500 | 流局マイナス点 |
0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 6 | 5 | 13 | ツモられ回数 |
0 | -2,000 | 0 | 0 | 0 | 0 | -800 | 0 | -7,300 | -19,300 | -29,400 | ツモられ失点数 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 被チョンボ回数 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 被チョンボ点数 |
12,000 | -2,000 | 2,600 | -1,500 | 17,200 | -8,000 | 2,100 | 13,800 | 2,500 | -8,700 | 30,000 | 得失点総計 |
12,000 | -2,000 | 2,600 | -750 | 8,600 | -8,000 | 700 | 600 | 71 | -791 | 375 | 局単位期待値 |
オタ風なんて、一番先に切るものだと単純に思っている人がいるかもしれない。しかしデーターを調べてみると、サンプル数429の中で、自分配牌に、役牌、自風が対子で入っている確率は、18.65%(80/429)に達する。そして、このような特急券が入っているときの、上がる確率は36.25%(29/80)であり、配牌のパターンとして、一番上がる確率が高い。例えば、自分が親で、子方に自風が対子で入っている確率は、1-(1-18/429)3=12.07%であった。役牌を含めた特急券が入っている確率は、1-(1-80/429)3=46.16%に達する。実戦においては、相手が対子で持っている牌を、自分が一枚だけ持っているとは限らないし、相手が既に暗刻で持っているパターンも数字には含まれている。また、対子で持っているからと言って、相手が必ず、1鳴きしてくるとは限らない。これらの要素は、パーセンテージを多少下げるだろう。一方、捨て牌は1枚ずつなので、順番に処理している間に、相手が特急券を対子にしてくるパターンも発生する。これは、パーセンテージを上げる要素となる。
では、これらのデータを踏まえて、どのような処置が必要だろうか。問題となるのは、自分の手作り上、字牌は必要ないのだが、相手は、必要としているかもしれないパターンである。必要としているかもしれないとは、自分から見て、判然としないからである。このようなとき、判然としないものを対象に悩むのは、馬鹿げている。手作りを中心に字牌を処理していけば良いのであるが、自分だけの都合で、必要のない順番にというわけにはいかない。自分の手にとっては一番良いかもしれないけど、相手に特急券を鳴かせることは、相対スピードで、後手を踏むからである。よって、手作り上、あまり利用価値の少ない19牌などを、先に処理した方が、相対スピードで、有利になる。要は、オタ風の生牌をどの段階で切り出すか、また役牌はどの段階で切り出すかの問題である。
南家で、頭が確定的に無く、2両塔子があるような手を想定したとき、
という順位付けをしておく。
同じパターンで、相手が後付で仕掛けてきたときは、オタ風や、役牌が右にシフトする。一応西家が仕掛けてきたと仮定すれば、
と言った感じか。しかし、もっと明確に役牌が絞られるパターンも多いので、一枚に絞られるなら、聴牌まで、2枚に絞られるなら、イーシャンテンまで絞るというような方針の方が、良いと思う。
また、相手の値段の値踏みも合わせて行うことが大事である。
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