麻雀の待ちの形

麻雀は、国士と七対子以外は、雀頭一つと面子4つで、完成です。聴牌とは、最後に面子を完成させる状態か、雀頭を完成させる状態です。待ちの形としては、多面待ち、両面待ち、嵌塔子待ち、辺塔子待ち、単騎待ち、双ポン待ちの6つに分けることが出来ます。

一番良いのが多面待ちというのは、あまり議論のないところです。嵌塔子待ち、辺塔子待ち、双ポン待ちが、4、5,6を争うのもあまり議論がないでしょう。敢えて順番を付ければ、双ポン待ち、嵌塔子待ち、辺塔子待ちというところでしょうか。嵌塔子は両面待ちに変わる可能性があるということで、辺塔子待ちより上位に置きました。双ポン待ちは、数牌なら、嵌塔子より両面に変わりやすいですし、字牌との双ポンなら、字牌を掴んだ者は、雀頭か七対子ぐらいにしか利用できませんから、出易いと言えます。
さてここで、問題にしたいのは、単騎待ちについてです。単騎待ちは単純に言えば、待ちが3枚で、嵌塔子待ち、辺塔子待ち、双ポン待ちより数が少ないです。しかし、多面待ちは別にして、他の両面待ち、嵌塔子待ち、辺塔子待ち、双ポン待ちにはない大きな特徴があります。それは、相手の危険牌に聴牌を崩さず対応できるという点です。もちろん筋で掴んでしまったときなどは、どうしようもないのですが、他の待ちでは、必ず、聴牌を崩さなければならないのに対して、大きなアドバンテージです。ただ、3枚待ちと言っても、生牌待ちでは、相手に刻子で使われれば、まず出てきませんし、刻子かどうかは確認のしようがありません。地獄待ちでは、王牌に死んでれば、それで終わりです。ということで、実質2枚待ちということになり、どうにも、こうにも、数が少ないですね。結論としては、先手がとれる状態なら、あまりお薦めは、出来ないですね。相手の聴牌を受ける形としてなら、有効に利用できると思います。

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