喰い仕掛けに対して
喰い仕掛けは、下家に対する対応と、対面、上家に対する対応を分けて考える必要がある。下家の喰い仕掛けに対しては、危険度の低い牌を優先的に切って行くべきである。対面や上家に対しては、聴牌か否かの見極めが大事である。聴牌の可能性が高いと見れば、危険牌の切り出しを遅らせるべきだし、そうでなければ、不要な危険牌を先に処理して行くべきである。危険牌を先に切るとは、いわゆる好牌先打なんだけど、これにはメリット、デメリットが付随する。メリットは、捨て牌がリーチ後、出やすい形になるし、相手の欲しいところが数が少なくなるので、相手のリーチを押しとどめる働きもある。逆にデメリットは、一度切った後、もう一度引いてきたとき、今度は、振り込みに回る可能性がある。というか、選択の余地を失うというか死に手になる。例えば、556の5なんかである。まー、トータルとしてみれば好牌先打のほうが、分がよい。

戻る