かぶりについて

 
 
牌効率の重要性を説く奴が最近多いが、その本質をずばり言っている奴はいない。何が大事で、何がそれほど、大事でないかよく解っていないのである。でーーーー、俺が、教えて上げましょう。
キーワードは、かぶりである。手牌にかぶりの要素を作らない。かぶっている繋がりを解消する。これである。
かぶりの要素を作らないとは、こう持っているところに、がくれば、という嵌塔子とという両塔子が出来る。この形は、両塔子と嵌塔子がかぶっている。この自体を避けるためにを早めに外すのである。これが、かぶりの要素を作らないと言うことである。
これは、既に辺塔子と両塔子がかぶっている。を嫌っていくということが、かぶりを解消すると言うことである。
は、かぶっているんだけど、スッパッとが引ければ、きれいな形になる。だから、この形を残せと言う意味ではなく、かぶりを解消するより、かぶり要素を作らない方が、優先する。つまり、
の中で、一枚外すとすれば、をはずせと言うことである。では、かぶりには、どんな種類があるか、、、。上には、嵌塔子と両塔子のかぶり、辺塔子と両塔子のかぶりの2つの例を挙げた。そのほかは、両塔子、嵌塔子、辺塔子の組み合わせである。
 
  @ 辺塔子、嵌塔子
A 辺塔子、辺塔子
 B 辺塔子、両塔子
 C 嵌塔子、嵌塔子
 D      嵌塔子、嵌塔子   両嵌塔子とも言うが、このHPでは、2嵌塔子と名付ける。これもかぶりの一種
  E  嵌塔子、両塔子
  F  両塔子、両塔子
  G  嵌塔子、両塔子
 H           辺塔子  かぶりではないけど、一応挟んでおきます。
 I 両塔子、両塔子
こんな形を、作らなかったり、解消していくことが、牌効率の肝である。後これに付け加えるとすれば、辺塔子を作らないようにすることである。@からIまで、順番をふったが、正確ではないかもしれないが、ほぼこの順番通りにイヤな順であろう。

「イヤなのは、いやで、話は分かるけど、じゃーどこで、塔子を作るんだ?」なーんで声が聞こえてきそうである。それは、3から7の孤立牌である。このことが実行できれば、あなたの麻雀が、2ランク以上、上がることを請け合う。

かぶりを作りそうな牌については、両塔子周り、或いは、のような形である。こんな時は、スパッツっとを外していこう。この形で、有効に使える牌は、ぐらいである。総計10枚、一方引きだとイヤな形になる。こちらは、11枚。頭なんてものは、対嵌塔子や対辺塔子などから、作っていくものである。

このようなことは、考えながらやるんではなく、基本として体得しておこう。そうすれば、間違いなく雀力が、アップするだろう。

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