イーシャンテン

イーシャンテンの形は、以外と少ないです。調べてみて始めて判ったのですが、基本的に3つしかありません。
雀頭1つ、面子2つ、塔子2つ、浮き牌1つ、受け入れ16枚

雀頭1つ、面子3つ、塔子1つ、浮き牌2つ、受け入れ40枚

雀頭がなく、面子4つ、塔子1つ、浮き牌2つ、受け入れ14枚

基本的には、雀頭のあるなし、面子の数、塔子の数によって、以上の3つしかありません。上段は、形が出来ているイーシャンテンであり、中段は、くっつき聴牌型、下段は、頭がない形です。ここから、鳴いて聴牌する事を考えたとき、上段は塔子待ちになり、中段と下段は単騎待ちになります。麻雀においては、イーシャンテンと聴牌とでは、雲泥の差があるのですが、聴牌しても単騎待ちでは、あまり旨味があるとは言えません。特に中段の場合、くっつきですから、受け入れ枚数が圧倒的に多く、塔子待ち、うまくいけば、3面チャン、両面も夢ではありません。下段の場合は、鳴かないとすれば、塔子の受け入れが8枚、浮き牌2枚の受け入れが6枚で、単騎待ちになる可能性の方が高いです。結論を言えば、鳴いて良いのは、上段だけで、中段、下段は鳴かないのが手筋です。中段と下段は鳴かない方が良いのですが、敢えて、鳴いても良いとすれば、鳴かなくても単騎待ちになる可能性が高く、受け入れ枚数の少ない下段の方だと思います。
しかし、塔子→面子、浮き牌→対子に較べて、浮き牌→塔子の作り易さは、十分自覚しておく必要がありそうです。例えば、聴牌状態から、相手のリーチに対して、私の場合、雀頭を落としていくことが多いのですが、多分これは間違っているのでしょう。落としていくべきは、塔子の方のようです。うん、これは、利用できる。

031012追記
麻雀においては、イーシャンテンの段階が、非常に大事である。手を作る過程において、3シャンテン→2シャンテン、
2シャンテン→イーシャンテンの段階より、イーシャンテン→聴牌の段階の方が長い。まー、受け入れ枚数が段々と減って来るんだから当然と言えば当然なんだけど、大事なことは、イーシャンテンでの受け入れを、多くすることである。

聴牌という課題を達成するために、2つの要件を満たさなければならないと仮定すれば、達成確率の低い方の数字を上げてやることがコツとなる。つまり、麻雀においては、上がりやすい聴牌形を作ることや、聴牌しやすいイーシャンテン形を作れば、上がる確率が高くなる。
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