なーに、麻雀なんて簡単なものです。出るか引くか回るかの判断だけですから。自分が行けそうなら、出りゃいいことだし、どうにも勝負にならなきゃ引けばよろし。ちょっと分が悪いだけなら、そこを切るのを引き延ばしたり、手の内で使い切るようにすればいい。もっと具体的に言うと、手作りとポンチー危険牌の関係を正すということです。手作りとポンチー危険牌の関係を正すためには、情報収集が必要ですな。だって、振り込みたくないもんな。なーに、あんましたくさんはいりません。たくさんありゃ、収集がつかなくなるのが落ちですから。そーだーなー、3つ、うん、3つで行こう。3つなら簡単でこりゃいいや。
   
  まず、スピード具合かな。相手が聴牌してるのに、自分が、リャンシャンテンじゃ勝負になんないもんな。おーお、聴牌は怖い、コワイ。待てよ、聴牌だけじゃなく、聴牌を手助けする牌を鳴かれるのもマズイな。自分の手が相手より早ければ問題は少ないけど、逆だとどう考えてもマズイだろ。まーとにかく相手の手のスピードと自分の手のスピードに関する情報は不可欠だな。  
  次は、相手情報かな。スピードに関しては、もう書いちゃったからいいとして、やっぱ、相手の待ちを知りたいわな。正確には無理だとしても、大体の危険個所ぐらいは探っておきたいね。あと、鳴かしたくないから、手役の傾向も探っておくとしよう。
  さー、次、ツギ。上がれるか上がれないかの方が大事だけど、上がるように手を作ることも考えなくてはいけないな。相手のことばかり考えて、自分の手がお粗末じゃ話になんないから、しっかり手作りしとかなくちゃ。千点の上がりで良いときもあるし、満貫必要なときもあるわな。

  なーーーんだ、簡単じゃん。要は、我彼のスピード具合と相手の情報と自分の手作りを考えときゃ良いわけだ。そしてこれを、出る引く回すに結びつければ良いわけだ。おっと、一つだけ忘れてた。麻雀は、1局だけの勝負じゃないから、何局何本場、預かりリーチ棒の有無、持ち点、現在の順位等の前提も判断材料に入れといてね。


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