ダマテンの可能性

ダマテンの可能性について考えてみる。こんなものは、本当は考えなくても、ダマテンの発生状況をデーターとして取り、それを判りやすく分類していけば、実体が明らかに出来ると思うんだけど、データーを取るまでのつなぎとして、可能性を考えてみる。

ダマとは、リーチを掛けることが出来るんだけど、上がり易さを考えて、敢えて、掛けない行為です。というのも、第一東風荘では、猫も杓子もリーチ、リーチで、相手の知りたい情報の聴牌時期というものが、面前に関しては、非常に形骸化しています。面前で上がれる手の8割方は、リーチに入ってるような感じです。それでも、ダマは、明らかに存在し、例えば、オーラスのトップ目は、聴牌しても、7割方ダマでしょう。面前で当たれるなら、9割方と言っても良いでしょう。別にトップ目でなくても、リーチを掛けても更なる順位の向上が見込めなければ、ダマが多いと言えます。とにかく、オーラスは先が見えてる分、ダマが多いと言えます。東3局も、トップ目がダマを張ることも、多いと言えましょう。オーラスをトップ目で迎えることの優位性が厳然と存在するからです。また、点差が均衡した場面で、ダマで、満貫聴牌すれば、これも、ダマに走ることが多いと言えます。とにかく、オーラス、東3局のダマには気を付けましょう。あと、順目によるダマというのも発生します。リーチに入りたいんだが、待ちが薄いとか、残りツモが少ないからという理由から発生するダマです。特に高い手で、上がれる可能性を高めるたいが為に、ダマにするというものです。あと捨て牌具合から、振り込みが期待薄の為、ダマにするっていうのもあります。また、リーチの現物待ちっていうのも、ダマを誘発する要因でしょう。

ダマがある程度発生する可能性を高める要素を、導き出すことが出来ます。オーラスに近いほど、流れに近いほど、値段が高いほど、トップ目ほどという要素です。さて、ダマに如何に対処するかですが、やっぱ、順目対応が良いでしょう。場に、何の動きが無くても、例えば、10順目を越えて、自分がリャンシャンテン以下なら、危険牌の切り出しを遅らせる等の対応が良いでしょう。

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