平成11年度 性教育実践報告

   4年2組             実施月日 2月8日

1.主題名  私たちの体の成長

2.本時までの指導

平成 9年度(2年生)    学級活動「赤ちゃんの誕生」
平成10年度(3年生) 2月 学級活動「大切な命」
平成11年度(4年生) 2月 「心と体のアンケート」実施

3.本時の指導

(1)本時目標
男女の体の発育の違いや特性および個人差について理解させ、お互いに尊重し合う気持ちを深め、
   男女が協力し合う態度を養う。

(2)準備  幼児の型紙、男女の裸の型紙、性器・性毛などの部品、名称カード、

      発育交差のグラフ、ワークシート

(3)学習過程

学習内容 学 習 活 動 指 導 上 の 留 意 点 資 料
1.一次性徴






2.体の成長







3.発育交差







4.二次性徴


・男女の体の違い





・個人差

・男らしさ

・女らしさ





・性の用語
(性器・性毛)

5.まとめ



・教師の話



・授業の感想

幼いころの男女の体の違いを考える。



生まれてからの自分の体の成長を知る。







発育交差について知る。






二次性徴について知る。









声変わり、性器が大きくなる、性毛が生える、胸が大きくなる、生理になる。


児童から出た反応を見ながら、説明も加えていく。






本時のまとめをする。
 






・男女の体は性器の違いで決まることを思い出させ、 自分たちの体について学習することを知らせる。






・自分たちの体の変化を振り返らせ、身長や体重だけでなく、体のいろいろな部分が成長した喜びを感じ取らせる。


・成長の過程で男女の発育の違いがあることに気づかせ、男女の体の特性について知る。


・これからは身長や体重だけでなく、体のいろいろな部分の変化が表れることをおさえ、いつかはだれにもおこるということを理解させる。



・児童の発言をもとにしながら進めていくが、適宜助言や説明をしながら、誤った認識はきちんと正していく。

・男女の性器の言い方(ペニス・ワギナ)や性毛などの用語も正しく知らせる。

・体のこと、性に関することは決して恥ずかしいことではなく、面白半分で言葉を遣うのではなく、正しく知ることの大切さを話す。

・今日の学習について思ったことを感想に書かせ、今後の指導に生かす。

幼児の型紙
































発育交差のグラフ





男女の裸の体の型紙




ワークシート




ワークシート

4.児童の反応

・体のことについて扱うのは初めてだったので、「恥ずかしい」と考えている児童が多
  かったので、初めは言いにくそうであったが、次第に思ったことを発表するようになっ
  た。

・性についての知識にも個人差があり、女子にもちんこがあること、女子の方が成長が
  早いことを初めて知ったという児童もあった。

 ・男女の型紙に性器や性毛を張り付けていきながら説明していったので、児童にも楽し
  く学習ができたと思う。



5.家庭からの意見・感想

・男女がいっしょに学習している様子がよく分かって良かったし、子どもたちは素直に
  恥ずかしがったり、反応していて安心した。

・3年生のときよりも、4年生になってから体のことをよく質問するようになったが、
  そのときに答えてやるようにしている。

・船上山の宿泊学習で風呂にはいることをすごく気にしているので、事前に指導をお願
  いしたい。

・隠さないできちんと知らせることが大切だと感じた。

・子どもが男の子なので、体のことについては、私(お母さん)よりお父さんに話して
  もらうようにしている。



6.教師の反省

・本時では一般的なことは扱ったが、男女ともに一人ひとりの体に起こる具体的な変化

  について(精通、初潮など)は指導できていない。そのため、自分自身の体に変化が

  出始めたときに悩んだり、あわてたりしないような手立ても考えておく必要がある。

 ・風邪のはやっていた時期でもあり、欠席者も多かったので、船上山の宿泊学習までに

  具体的な指導(上のような内容)をしておく必要があると思う。

  ・性に関する言葉だけは知っていても、意味を知らないで使っている場合もあるので、
  正しい指導をしていく必要がある。

  ・個人個人は指導を進めているが、各学年間の姓に関する指導の系統性を考えた指導計
  画を作っておく必要がある。