バキューム計 装着

これまた,MX-6からの流用です。

前々から装着予定でしたが,最初は「オートマ車につけたってあまり意味がないのでは?」という偏見があったのも事実。

バキューム計(別名負荷計)はその名のとおり,エンジンにどれだけ負荷がかかっているか,つまり,アクセルの開度によって,インテークにどれだけの負圧力で空気が導かれているかを測定しているものです。

MT車はギアチェンジのときに必ずアクセルのOn-Offがあり,そのたびにピコピコとメータが動くのが面白いものですが,加速時にはアクセル開けっ放しのオートマ車では,あまり動きも無いだろうし,意味がないのでは無いかと考えたのです。

メーターパネル右側に仮装着。3M製の「工業用両面テープ(試供品)」すんごい粘着力です。

しかし,実際装着してみますと,「オートマ車にも負荷計はあったほうが良い。」というのが私の感想です。

確かに,MT車のように激しい動きはありません。動きはMT車のものとはまるで違います。

しかし,負荷計のもうひとつの特徴である,「エンジンの調子確認・燃費向上」の面では大活躍なのです。

私の購入した大森計器製の負荷計には,圧力レンジごとに色分けされており,これにはちゃんと意味があります。

0~10mmHg・・・フルスロットルゾーン。いわばフル加速状態。

10~30mmHg・・・通常加速ゾーン。燃費はよくも無く,悪くも無く。

30~50mmHg・・・通常走行ゾーン。この範囲で走ると燃費が良い。

50~60mmHg・・・エンジンの状態確認ゾーン。アイドリング時にこの範囲内に針があると,機関良好。

60~70mmHg・・・アクセルOff及び,エンジンブレーキ時にこの範囲にあると,機関良好の証し。

正確ではないかもしれませんが,といったところです。(また,各ゾーンの名称は私が独断と偏見で勝手につけた名称です。あしからず)

この中で燃費走行の心がけに著しく真価を発揮します。

MT車だと,アクセル開度と加速感ってある程度シンクロしていると思うんです。しかし,AT車の場合,直接動力を伝えていないということで,必ずしもシンクロしているとは言いがたいと思うんです。

したがって,加速感は同じでも,必要最低限のアクセル以上に過剰に開けていることが多々あることがわかったんです。

また,同乗者がいる時にも,滑らかな走りをするために,30mmHg以下にはしないように心がけたりとかもできるわけです。

実際,このおかげで,遠出では,12km/リットルをクリヤするまでになりました。

もう,今の私は,「AT車にもバキューム計は必要である派」になりました。

ファミリアにもバキューム計をつけることを決心したくらいですから。

したがって,今後は,大森計器のホワイトメーターのバキューム計(大森計器は値段も安い!)を購入して,ホワイトメーターのプレマシーに合わせ,その後に,このメータをファミリアに移植しようと考えています。