コナン通り(鳥取県大栄町)
「真実は,いつもひとつ!」でおなじみの「名探偵コナン」。高校生名探偵がある事件に巻き込まれ毒薬を飲まされてしまったが,その薬は大人を子供の体にさせてしまう薬だった。
子供になってしまった名探偵「工藤新一」は毒薬を飲まされた組織を追うため,阿笠博士のところにお世話になりつつ,周りで起こる難解な殺人事件のトリックを解明していく・・・。
週刊サンデーで連載されて以来,このコンセプトが子供達から,大人達までの心をつかんでしまい,すぐにテレビ化。以来,現在でも,大人気の漫画です。
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コナンが大栄町の中を所狭しと駆け回る!!(写真は電灯の柱に設置されたブロンズ像) |
そして,この漫画の作者「青山剛昌」さんは鳥取県の北栄町(旧大栄町)出身。
ちょうど,コナンの人気が出始めたときに,大栄町がその当時の政策のひとつ「地域振興券」に「江戸川コナン」君をデザインしたものを発行したのです。これが,またまた大ブレイク。鳥取県だけでなく,日本中から大栄町に,この券に対して問い合わせが殺到したそうです。
早速大栄町は,この地域振興券のレプリカを製造して,その問い合わせに対応したとか。
これがきっかけになったのでしょう。「コナンのふるさと/青山剛昌さんの生誕地」として,大栄町はアピールすることになりました。
道の駅近くの青山剛昌ふるさと館からJR由良駅まで通ずる道を「コナン通り」と称し,「コナン」・「青山剛昌さん」に関するものを設置して,観光地にしようとしています。
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橋の前で早速コナン君がお出迎え。 |
各ポイントに像などを設置していますが,一番の見所が,「コナン大橋」。ブロンズ像やレリーフがたくさん設置されており,とても楽しめる橋になっています。また、その橋の袂に,コナンショップがあります。良くあるグッズ販売店と言った感じですが,一番いいと思ったのは,ティッシュペーパーとトイレットペーパーです。
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こんなレリーフもたくさんあります。 |
どちらも,普通のティッシュ・ロールペーパーにコナン君の絵がたくさん書いてあるのです。
またパッケージもかわいいだけではなく,環境・リサイクルについてコナン君が優しく教えてくれているので,子供への教育もできる。そして,トイレタイムが楽しくなりそうな,一石三鳥以上の品物。
また,このコナン通りの終点には,大栄町の資料館があり,青山さんの子供時代,そして,コナン君をはじめ青山さんの漫画に関することが展示されています。
「4番サード」,「まじっく快斗」,「YAIBA」など,週刊サンデーファンにはたまらないものが展示してあり,私としてはここらへんのものが,とても楽しかったりして。
最後に,ソフトクリームネタ。さらにこの先にある大栄町の道の駅。
ここで,大栄町の名産である,スイカのソフトクリームが売ってあります。
申し訳ありませんが,あまり期待して食べるのは・・・。いや,おいしいですよ!!。だけど,スイカって,こういった加工をするのって難しいんだと思いますよ。昔,スイカの炭酸ジュースがあったのですが,これはおいしくなかった・・・。
それに比べたら,おいしいです。(ああっ,フォローになってない・・・)
「バニラソフトにスイカのエッセンス」的に食べればとてもおいしく,話のタネにもなるのでお勧め。