中和村の流しそうめん(岡山県中和村)
中和村は、鳥取県三朝町との県境、岡山県側にあります。
場所はとても中和村の集落からさらに奥まっているのですが、
私は毎年、この流しそうめんを食べに行きます。
なんせ涼しさが違う。
流しそうめんを食す涼しさもさることながら、
周りの空気が涼しい。
この流しそうめん、「不動滝」と呼ばれる名所の途中にあるのですが、
その森に入った途端、ひんやりとした空気に包まれるんです。
山の中とは言え、真夏には、周りの空気はムシムシしています。
しかし、道路の気温径は30℃をさすような時でも、その森に入ると、温度計は22〜23℃を指しています。
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そうめん流しの場所にある温度計です。この時峠は30℃超え。 |
これは街中のクーラーを効かせたお店よりも涼しいんじゃないでしょうか?
しかもこの温度は森に入った瞬間から滝があるところまで、ずーっと保たれています。
この中で頂くそうめんは、格別です。
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ここをそうめんが流れてきます。おにぎりや川魚もあり! |
さらに、地元の産物でしょうか、わさびがどん!と出てきて、それを好きなだけすりながらいただけます。これも美味。
こういうところはやはりかなり人気で、昼時のど真ん中に立ち寄ると、かなりの行列ができます。
でも、待ち時間は苦になりません。
先に滝を見に行ったり、順番が近くになれば、清流で涼んでいればよいのです。
そして、この場から離れて駐車場に向かう時、森を離れた瞬間、またムッとした空気に包まれ、現実に戻ります。
この現実逃避感が如何にここが涼しいかを説明しています。
ちなみに夏の間の1ヶ月くらい期間限定です。