花言葉の魅力
        

        長いあいだ、人々の暮らしと深くかかわりあい合いながら生きてきた
       “花ことば”は花々をより身近に、そして親しみ深くしてくれます。
     
       また誰でも思わず絵ごころが刺激されるなど、不思議なやさしさも秘
       めています。

       いままで、花をモチーフにした作品展では何回か「花ことば」を作品
       のタイトルにしましたその言葉に想いを寄せながら観察すると、花の
       雰囲気が描けそうで楽しいものです。

このページには、主なもの幾つかにその“花ことば”を添えて展示しました、次からのページも合せてごらんください。

     コスモス・2 (F4)
   白い花弁がさらに前面に出るよう、濃い
   ブルーに強烈な赤を加え、より印象的に
   描きました。

   私の好きな花の一つで好んで描きます。
   生命力の強さからもう一つの言葉が生ま
   れました。
                      
花言葉:「野生美」

     コスモス・1 (F3) 
    かすかな風にもさからわず、左右に
   揺れるピンクや紅紫色の花の姿から生
   まれた言葉なのでしょう。

   さわやかな秋空の下、道端に咲き乱れる
   情景に思わず絵ごころが刺激されます。

           
花言葉:「乙女のまごころ」
     バラ・1 (F4)
   
色、姿、香りのいずれも素晴らし
  く、広く人々に親しまれ愛された花
  です。それだけに情景描写が難しく
  今でも描くたびに悩まされます。

  花言葉は色によって異なるようです。
  この絵の中にある黄色いバラは・・・、

        
    花言葉:「嫉妬」
    バラ・2 (F6)
   
赤、白、黄色などいろいろと丸い
  花瓶に挿して描き、遊びごころで色を
  反転してみました。
 
  最近「青いバラ」の誕生が話題にな
  っていますが、とても楽しみです。

  どんな花言葉なのでしょうか・・・、

  
ちなみに白いバラは、

    
  「私はあなたにふさわしい」
      
   赤いバラは「愛情」です。

  キク(F8)
 日本を代表する、秋の花といえば菊、
中でも野道に咲く薄紫の「野菊」は小粒
ながら気品にあふれ、忍び寄る秋を実感
させてくれます。


 かず多くある種の内でも特に好んで描
 きます。
      
          花言葉:「高潔」  
    
    さくら草 (F8)
   
本来のさくらより少し遅れて咲き、小さな
  花の集まりで花形が桜に似ていることから
  その名があるようです。

  花の雰囲気が画面に定着できれば・・・と
  想いつつ描きました。


           
花言葉:「初恋」・「純潔」
    アジサイ(F6)
    
梅雨期の長雨を吸い込むかのよう
   に、いきいきと色鮮やかに咲きます。
  
   さまざまな色合いに変わり、定まら
   ないことから生まれた言葉だそうで
   す。

   コントラストを弱め漂う花の雰囲気
   を大切に描きした。


        
   花言葉:「移り気」
part 1  
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