
不定期連載 番外編
どうもセイサクです、今回は製作日誌第二弾を前にちょっと変わった観音様
白衣観音を作ってみましたので番外編として紹介したいと思います。
なにがちょっと変わっているかと言いますと、モチーフがあるのですね、
それも陶器製の観音様です。
原型は粘土による塑像と思われ、やわらかで優美な作風となっております。
‥やっぱり今回も模作だったりします。
その優美さをスポイルすることなく(できるだけ)木彫にしていくのですが、
仏像である以上、塑像でもある程度の規定寸法があるのはと思い、
さっそく身丈を測ってみますと、白毫高8寸の像だと判明しました。
(仏像の身長はほとんどの場合、髪の生え際か白毫から地面までの寸法を言います)
それでは、衣に覆われて見えない身体を意識し、教室で習った量度を加味しつつ、
複数体製作予定なので簡単な図面を書き起こし木取りを行います。
(本当に簡単な図面なので画像は割愛させていただきます)

長さ9.5寸 幅3寸 奥行き2.5寸の角材に
輪郭を書き込み帯鋸で大体の形に切り出し、
とくに気兼ねなくザクザク粗彫りして行きます。
(原型が存在するので彫り過ぎを気にせずラクチンです)
←上が粗彫り最中、下はお顔の輪郭が現れて
そろそろ小作りに掛かろうかといった所です。
→だんだん詳細が明らかになってまいりました、
小作りの真っ最中です。
原型は木彫の仏像と違い、かなり肩幅が狭いので
印象を考えなるべくなで肩にし、それにあわせて
頭部の衣、お顔を小さくして行きます。
マント?のような衣の下から見える脚部ですが、
原型は陶器製であるためか末広がりになっている
(転倒防止のため?)ので、ここは木彫の強みを生かし
普通の観音様らしく彫刻してみました。
という事で、完成です。
若干仕上げの荒い部分もありますが、なんとなく元のイメージに近づく事が
できたかなあ、どうかなあ?といった印象です。
(ちなみに製作期間は二体で四日程度かかりました)
問題点としては面相はやはり似ても似つきませんでした!
あと、最初の木取り時に材料をケチったためか背面に巨大な節目が現れて
しまいました!トホホ。

