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客席は満員だ。山内利一(以下:りいち)の初リサイタル『りいちの匙加減』は、りいちの三線で始まった。その音色に林育代の歌声が重なる。沖縄民謡「サーサー節」でコンサートの幕は開けた。次の曲はりいちを含め6人編成の和太鼓のアンサンブルによる「YARAIYA」、このたび発売されるミニアルバムのタイトルになっている曲だ。3曲目は南洋に浮かぶとある島の住人が刻むリズム(なんじゃそりゃ?)を思わせる「フェイント」、演奏最後の1打が、あれれ・・・。続いて「津軽よされ」、りいちの三味線は澄んだ音色を奏でる、でもしっかり津軽している。 |
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5曲目「grasshopper」和太鼓でヒップホップを表現すると、ん〜、こうなるのね。1部最後の曲は「ケチャ」(副題:りいちの匙加減)今回のリサイタルの元題となった曲である、バリ島のケチャ、浜村の貝殻節、和太鼓‥りいちの頭の中には一体どんな音楽たちが蠢いているのであろうか?
15分の休憩をはさみ第2部に突入。「どこふくかぜ」、風の吹きぬける音、心臓の鼓動、ホーミー?詩吟?えー???お経だー、思わずPIL(パブリック・イメージ・リミテッド)のアルバム:フラワーズ・オブ・ロマンスを思い出してしまった。「よいよいばぁ」、和太鼓とドラムによるセッション。「とっつぁ〜ん」昭和の歌謡曲を思 |
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わせるようなノリのファンキーな曲、ここからベースとバリトンサックスが登場、低音楽器の底力!つづいて「SPAIN」、やっぱり変だ??りいちは本当に今、和太鼓をたたいているのか?
オーディエンスに打楽器が配布される。「Tequila」、さー会場のみんなもリズムをとって「てきーら!!」。そして最後はビートルズのナンバー「Get
Back」、出演者の紹介とそれぞれのアドリブソロ、ステージも客席も、もーノリノリ。会場のアンコールの声援に祭衆のメンバーが登場、アンコールに「貝殻節」、本日の出演者全員がステージに現れ、りんけんバンドの「ありがとう」でとっくに9時を過ぎていました。
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いやー、実におもしろいコンサートでした。りいちの力の抜けた自然体の演奏、それをささえる気の合った仲間たち、彼の音楽の抽斗の多さのなせる業であろう。実に好感の持てるキャラクターである、ビックになってもっと多くの人たちを楽しませてください。
今回コンサートにいけなかった人は、ぜひとも4月に発売されるミニアルバム「YARAIYA」を購入して自分の音楽に対する固定概念をぶち壊してみてはいかがでしょうか。
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