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| Vol.17 酒の薀蓄は旨くない |
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一本でも人参♪でお馴染みのなぎら健壱さんのお言葉をご紹介したいと思います。なんでも、深夜番組で話されていらしたそうです。
その、お言葉の深さに感服した次第です。
「酒は何でも好き、酒のうんちく語りなんてするのは、よくないよ」
「酒は何もしない、飲まれてダメになるのはその人間のせい」
「酒が好きなんじゃなくて、愛してる」
あぁ、私のコラムっていったい何だったんだろう。特に最初のお言葉には頭をガツンとやられた気持ちです。なぎら健壱さんの本意はその番組を見ていないので、本当に理解しているとは言い難いですが、私なりに考えた事を書いてみたいと思います。私なりですから、それぞれお考えいただければそれでよいのですが。
最初のお言葉。飲んでて薀蓄はよくないねぇ。聞かれれて無視するのは失礼だが、飲んでるときには薀蓄なんて糞食らえ。だから、私が飲んでいるとき「そのお酒はどうですか?」って聞かないで。とりあえず飲めると判断したか、致し方ないから飲んでるんだからね。仕事中は“それが仕事だから”大いに結構ですけど。
それと、流行っているブログに酒の薀蓄書いている方がたくさんいらっしゃいますが、読んでてつまんないし、間違いが多すぎて辟易します。ただの日記なら笑ってすませますが、お酒を広めたいと大上段に振りかざしている場合はそうもいかない。訂正コメントいれると「それは誹謗中傷だ」なんて言われる始末。
やっぱり、薀蓄は嫌いだ。(じゃ、お前のコラムは何だったんだって?聞かれれば答えるって書いたじゃん!)
二番目のお言葉。国会議員が酔って女性に猥褻行為を働いたニュースがありましたね。「もう一生酒は飲まない」って、、、なんじゃそれ?って思った方は多いのではないでしょうか。酒のせいにしちゃいかんですね。私はこの人の人となりを存じ上げませんから、もうひとつ説得力のある事がいえませんが、ひょっとしたら(あくまでひょっとしたらです)この方は周りにだぁ〜〜〜れもいなくて、欲求不満が溜まりに溜まってたら素面でもやってしまったのかも知れません。泥酔するまで飲んだのはこの人の責任ですし、同じく泥酔したからからといってみんながみんなそんな事しやしないでしょう。そうなりゃ、女性は夜、街を歩けやしませんよ。もっと言えば酒がそうさせたなら、男性が襲われる事件だってもっともっとあって良いんじゃない?
お酒は、むりやりあなたの口に入り込んできませんから!
三番目のお言葉。これも、どういう状況でおっしゃったのかわからないので、ピントはずれならごめんなさい。酒が好きな人は世の中にたくさんいますよね。でも愛しているとなるとこれはただ事ではありません。見返りも求めず、全身全霊を捧げるわけですから。「お前の為なら死ねる」ですぞ!こりゃ、並大抵の事じゃござんせん。お前のせいで(本当は自己責任)死んじゃったっていうのはよくある話ですけど。
酒好きの知り合いがいて、その人にお酒をあげたいという言葉は仕事で良く聞く言葉です。前々から思ってましたが、「はて?その人は酒が好きで際限無しに飲んでいるということなのか、お酒を存分に楽しむ方法を熟知している人なのか」。健壱さんは熟知の上をいく「愛」ですぞ。こりゃ、もう脱帽のほかありません。
「私はお酒に愛情をもって接しています」という酒屋さんがいますがそれはなぎら健壱さんの「愛」とは大きくかけ離れてると思うぞ、私は。
それじゃ、お前は?…あたしゃ、愛情を持って飲んでます。
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(2005/05/28) |
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| コラム : 「(有)山枡酒店」 倉吉市新陽町11−2 |
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