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| Vol.16 日本酒の産地 |
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ゴールデンウィークには、全国各地に旅行にお出かけになる方々もいらっしゃることでしょう。え?海外だって?あっそ、いってらっしゃい。帰ってこなくても結構…絶対にいけない人間の僻みだと思っておくれ。
旅行のお土産に、各地の地酒もいいものですね。過日、梨博物館に初めて行きましたが(おいおい、初めてかよ…)、出入り口にはGWを中てこんでか、倉吉の地酒も展示してありましたなぁ。
各蔵から二種類くらい出品してありましたぞ。・・・えっと、何々、、、POPが付けてあったので、一応内容は分かっているが読んでみる、、「此君の…こ、これは何て読むんだ?」そう、誤字ですわい。華の真中の縦棒が下の十文字を除いて無いのである。これじゃ、ダメだ。
焼酎もあるじゃない!「鷹勇、、夢千代暮情???」暮れてどないしますの?「慕う」が正しい=「慕情」である。
┐( ̄ヘ ̄)┌ ヤレヤレ・・・ 優しい私は「おねぇさん、このPOP、字が間違ってますよ」と注意してあげましたよ。
そう、各地の地酒(焼酎を含む)を買うとき、土産物屋さんでは充分な説明ができないのは間違いないです。せめて試飲させてくれるところで買いましょう。試飲したものと、買ったものの中身が違うなんてことは、まず無いと思いますので。それでも買って帰った物が美味しくないと言われてしまった場合は自己責任でね。
さて、全国各地に地酒はあるわけだが、どこの酒が美味しいんでしょうね。そりゃ、趣向の世界だから、どうのこうの言ってもはじまらないのですが、陥りがちな過ちを警告しておきます。
まず、第一に、うまいもの王国の北海道。ここの特産市をすればどのスーパーも大儲け!なので、地酒もうまいような印象があるけど、「私は」どうかと思うよ。いくら寒い方が日本酒造りやすいからって、限度ってもんがあるしね。おまけに北海道は良い品質の酒造好適米ができません。やはり寒すぎます。
それじゃってなもんで、うまいお米のとれる所がうまい酒の産地かてぇとそんなに単純じゃないな。うまいお米の意味するところは、「食ってうまい米」なんだからね。お酒の仕込みに使うお米は食米とは違うものが多いからね。これを危機に思った“食べてうまいお米の産地”は食米で日本酒を造る事を奨励しているけど、これがなかなか難しいんだ。それこそ、酒造好適米で飛びっきり旨い酒が造れる技術がなければ、造り難い食米を使っての日本酒造りは夢のまた夢ぇ〜。残念。
破れかぶれで、焼酎が旨いから日本酒も旨いかも?なんて南の方の日本酒を選ぶ?う〜ん、「旨い食米」ほどはずれないかも知れませんね。冷え過ぎをあたためるよりは、温度を下げる仕込みは以前から行なわれている事ですからね。九州地方の蔵元は暖かい冬に慣れているんですよ。意外かも知れませんが、福岡、佐賀あたりかなりレベルの高い日本酒を造っている「ところも」あります。
GWに、どこにも行けない同胞諸君、当店にはあなたの代わりに私が選んだ各地のお酒がありますよ。どうそ、ご来店ください。
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(2005/04/29) |
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| コラム : 「(有)山枡酒店」 倉吉市新陽町11−2 |
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