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| Vol.9 お酒の種類?? |
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また、燗酒の話をします。またかよ…。そうだよ、まただよ。何度言ってもわかんない人には、わたしゃ、何度でも言うよ。なにせ、わたしゃこんな事言い続けて何年にもなるんだから。年季が違うさ。何度言ってもわからない人達が多いのも肌身にしみてわかってるけどね。
前にも書いたけど、お燗酒は食事のパートナーさ。ちゃんとした食事をとらない人にはやっぱりその旨さを体験してもらうことは不可能ってもんだ。すごいことに、何やっても上位にランキングされることの少ない倉吉は「ガスト」の集客だけは全国に誇れるようだな。何をかいわんやである。
さて、話は本題に入るとする。
低い温度から順に書いてみることとする。
(燗酒普及協会よりhttp://www.kanzake.org/kanzake.htm)
*但し、解説などは私が勝手にアレンジしたものです。
■日向燗 ・・・ 日向に酒だしちゃあダメですぞ。日向臭というとてつもなく臭い臭気が漂いますぞ。温度は30度前後。
吟醸の香りの強い酒はこの辺が限界であることが多い。ただし、限定してはいけない。実験あるのみ。
■人肌燗 ・・・ おねぇさん方に「素股に挟んでちょうだい」なんて私のように頼むとひっぱたかれますのでご注意くださ
い。温度35度前後。
「やっぱり酒は人肌だのぉ」なんて知ったかぶりするが、やはり実験結果を待たねばならない。なんでも
そういう人は無視してよろしい。
■ぬる燗 ・・・ ここは、微妙な温度だ。単にこの辺の温度に上げる場合もあるが、熱くなったものをここまで下がるの
を待つこともある。優良な酒を造っている蔵元が好きなのは、「上げて下げてぬる燗」。
温度40度前後。この辺りから、米の旨味が本当にわかってくるので、香りだけの酒はその化けの皮が剥
がれ始める。
■上燗 ・・・ 個人的にはまだまだ。このくらいで上燗なんて言って欲しくない。
でも、一応その呼び名が通っているので、覚えておこう。ここも、更に上の温度から下がってきたものを
飲む習慣のほうが、ハズレの酒を見極めることができる。温度45度前後。
■熱燗 ・・・ 「お、熱燗つけてくれ」って頼むけど、この温度で出てきたことなどありゃしない。もっと熱いか、上燗程
度だ。さみしい味のお酒は益々さみしい味になる。本醸造なんて甘さだけしか残らない。温度50度前後。
■飛び切り燗・・・「あちっ!」ってなります。猫舌じゃなくてもここまで上がるとさすがに「ふぅ〜ふぅ〜して」って頼みたく
なりますが、実践してはまた私のようにひぱったかれますので、やめておくのが賢明。ここまで上げても
まだ、悠然とその味わいを保つ懐の深い酒に出会ったときは感動ものですね。温度55度前後。
───────────── ここまでが、燗酒普及協会の示すお燗の種類 ──────────────
こんなのもあります。
□芸達者な犬・・・つまり「チンチン」ですな。一体何度なのか見当つかないが、火傷はまぬがれないだろう。
□煮酒 ・・・ 究極のお燗酒。眉をひそめる酒造関係者、酒販関係者etc.多いとは思うが、先日の私の大好きな某蔵
元の呑切会の懇親会では「温度低いぞ!煮酒にしてくれぇ〜」の声多し。完全に究極の腰の太さ、酸の
充実、熟成、バランスの良さが揃わないとできないお燗のスタイル。
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冷やしたお酒にも名前がつけてありますが(燗酒普及協会)、私は別名をつけておきました。
★ドンカン ・・・ わざわざ、美味しさをなくして飲む温度。5度以下なんて最低。そんな温度は人間の舌の味覚感知能
力を超えています。温度:常温(まぁ、20度弱かな)以下10度前後ってところ。
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(2004/9/25) |
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| コラム : 「(有)山枡酒店」 倉吉市新陽町11−2 |
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