トヨタシエンタNCP81G(走行距離12000キロ)フロント事故修理で、ラジエーター、クーラーコンデンサー取替 (クーラーガスの抜けはなかった)修理後ラジエーターにLLCを入れエア抜きのためエンジン始動,5分〜10分後 ギャア〜と言う音が1秒くらいした、何かと思い各部点検したが異常なし、その後、冷却系のエア抜き完了。
次に、クーラー系の真空引きに入った、真空引き完了後ガスを封入〜エンジン始動〜エアコンスイッチON〜電動ファンが
回らない、コンプレッサーのマグネットクラッチの作動音がしない、(アイドルアップは正常に作動している)
とりあえずガスが入らないので、ぬるま湯を使い規定量のガスを入れたが、エアコンが作動しない。
各部位を点検、コンプレッサーの形状がオカシイ、どうもプーリーが樹脂で出来ている、マグネットクラッチに
入る配線がない変わったコンプレッサーが付いている。(なんだ、このコンプレッサーは)
いろいろ調べた結果、とんでもない物と知る。
外部制御式連続可変容量コンプレッサーと判明(なんじゃ〜これ)
このヤツ(コンプレッサー)は冷暖負荷に応じて冷媒吐出容量を制御することにより冷媒圧力を調整しているコンプレッサーです。
プーリー内にダンパー機構とリミッター機構を設けることで従来のマグネットクラッチを不要としている。
マグネットクラッチがないコンプレッサーて見たことありますか。(私が勉強不足かも)
したがって、このタイプはエアコンスイッチON、OFF関係なくまた、クーラーガスが無かろうが、エンジンを始動すると
常に駆動すると言う、とんでもないヤツと判明した。
結果、ガスが入って無いためにコンプレッサーがロックしベルト保護のためにリミッター機構が作動したため樹脂プーリーが ねじ切れたものでした。(ギャア〜音は一瞬プーリーがロックした時の音と思われる)
とにかく、クーラーガスが入って無い状態でエンジンを始動するとコンプレッサーは焼きつきを、
おこしベルト保護のためプーリーが壊れる、とんでもないコンプレッサーです。
トヨタ部品さんが、リビルト品(6万円くらい)の在庫があったのでこれて対応し、リビルト品取付後、
真空引き〜ぬるま湯を使い規定量冷媒を封入した。
エンジンを始動するのが怖い、でも始動しエアコンスイッチON。。。。うまくいった(ため息)
エンジンを始動してコンプレッサーを見るとシャフトはスイッチON、OFF関係なく回っている、これならガスが入ってなかったら
焼きつき起こしますね(笑い)
メーカーさんへ一言、フードの裏にでも注意書きのラベルでも貼ってほしいものです。
Bodyshopのみなさん、コンプレッサーは高価ですから注意して作業してください。
外部制御式連続可変容量コンプレッサーの写真
下側はリビルト品

プーリーは樹脂で出来ています
プーリーセンターの六角のシャフトがエンジン始動と同時に回転します。
