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うつ病体験者が語る うつ回復へのヒントと家族のささえ方

真面目に頑張っているのに、なぜか報われない。
そんなあなたに贈るメンタルヘルスレポート。

1 .自己紹介をかねて

 みなさんは、「うつ病」って、聞いたことありますか?
 多分このページを開いた人は、うつ病本人かその家族や関係者の方だと思います。
 かく言う私も、「うつ病」になりました。
 現在も通院しながら治療を続けています。

 病院に行く前の数ヶ月前から不安感や憂鬱感などの自覚症状はありましたが、
体の不調を理由に心療内科を訪れて「うつ病」であることが発覚しました。
( 2 0 0 3 年1 0 月7 日)
 
 
 今でも、世間では、うつ病などの精神疾患についての偏見があるような気がします。特にうつ病の場合、外見では何も分からないし、うつ病の人の行動や態度を見たら「単なる甘えだ。」とか「心が弱いからなるんだ。」「がんばれば何とか出来る。」「気の持ちようで自分で病気になっているんだ。」などと
しか思われなかったりします。

 自分がうつ病になって思ったことは、自分が思った以上に「うつ病」で悩んでいる人がいるという事実を知ったことです。
 たくさんの本を読んだり、うつ病本人の人の書いた日記( ホームページ) を読んで、うつ病であることの辛さと同時に、そのことをまわりの人に理解してもらえない苦しさがあることを知りました。

 そこで、今の私にできることは… と考えた結果、自分が経験した事を文章にすることでした。

 これを読んで少しでもうつ病を患っている方々の様子を知って偏見を無くし、うつ病で悩んでいる人たちを温かく見守って支えてほしいという気持ちがいっぱいです。
 

 もしあなたの近くに「うつ」の人がいたら、これを読んで、少しでもその人を理解して温かく見守ってほしいと思います。
 そして、もしもあなたが今「うつ病」と戦っているのなら私は言いたいのです。
 あなたは認識していなくとも、周囲にはあなたを愛している人がたくさんいる。

 あなた自身は、今のままですごく頑張っているすばらしい人なんだと。
2 . うつ病とはどんな病気?
「うつ病は」と聞くと、精神的に大変な病気だと受け止めますが、しばしば「心の風邪」にたとえられるような、誰でもかかる可能性のある「ありふれた病気」なのです。
 しかし、「心の風邪」とはいっても2 ・3 日で快復する病気ではなく、完治するまでに数ヶ月から数年かかると言われています。私は「心の難病」だと思っています。

 人口の3 %から5 %程度の人は、現時点でうつ病にかかっていると考えられています。
 また、男性では、10人に1 人、女性では5 人に1 人が、生涯に一度はうつ病にかかるというデータもあります。

 しかし、心配はいりません。正しい理解ときちんとした治療をすれば1 0 0 %治る病気なのです。
3 . うつ病の発覚
2 0 0 3 年9月
 自分自身で、睡眠障害・夜中に目が覚める・早朝覚醒といった自覚症状を感じ始め、食欲不振( 特に朝) 、便秘や下痢の傾向が強くなり、一日の疲れがどっと出るようになった。

 朝、なんとなくやる気が出ない、やることはあるのに意欲的になれない。
 そこで、ついに心療内科で受診、うつ病と判明したところから再起に向けた生活がはじまったのである。

●  私の場合どうだっかというと・・・

 私の場合は、自覚症状として、仕事に対する意欲の低下やおっくうさ感から始まりました。
 そして、しばしば、頭痛・頭重感、胃痛や腰痛、関節の痛み、体のだるさなど、身体的な症状を感じ始めました。
 あとで、調べてみると、このように身体的な痛みや症状からくる「うつ病」のことを「仮面うつ病」というのだそうです。

 自分自身も、胃の痛みのためにはじめは内科で検査を受けましたが、特に異常がないということで心療内科を受診しようと決めたのです。
 また、数ヶ月前から、食欲不振、下痢、便秘などの胃腸の具合の悪さ、さらに排尿障害や頻尿などもしばしば起きるようになりました。
 そして、特に悩んだのが睡眠障害です。なかなか寝つけなかったり、寝ても数時間ごとに目が覚めて朝のスッキリ感があるどころか却って昨日よりも疲労度が増していたような感じでした。

 そういうことが重なって、当然体調の方もおかしくなり、全身の疲労感や倦怠感につながっていきました。

■うつ病レポートについて

 このレポートは、私( 有野ゆう) の体験と体験に基づく知識から書いたものです。
 私のように、うつ病で辛い思いをしている人、そして何をどうしたらいいのか悩んでいる家族の人。また、それ以外の全ての人たち。幸せを願っている全ての人たちに向けて書いたつもりです。

 K さんというひとりのうつ病の方とのメールも紹介しましたが、この他にもたくさんの方から励ましや相談のメールをいただくようになりました。

 「自分はひとりじゃないんだ」

 そう言う思いが、生きる意欲、自分の存在意義のようなものを感じさせてくれています。

 今後、私はもっとたくさんのかたとの「つながり」を持っていくことができたらと思っています。


 同じ思いを持っているものたちのネットワークを作っていくことです。
 何でも言えて、弱音も吐けて、「自分が自分で居られる」自分らしさを発揮できる「場」を作っていきたいと考えています。

 メールマガジンでは書ききれなかった心の奥底にあるものもさらけ出して、今までに書ききれないことも載せていこう。自分のありのままの姿を吐き出していこうと考えて綴っていったのが、この「うつ病レポート」です。

 そして、その中で、というか読者の方で悩んでおられる方、話を聞いてもらいたいと思っている方とのメール相談を積極的に進めていこうと考えています。
 そのような形で、ネットワークの輪を広げていきたいと考えています。
 「自分らしく生きる会」とでも言ったらいいのでしょうか、名前はこれから決めていこうと思いますが、とにかく、「みん
なが幸せな思い」をもてる「場」を作ることをめざしていきます。

 「うつ病レポート」の目次はこちらをご覧ください。


 
■無料レポート
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