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第20回目  2004年1月 31日(土)

復職してから3週間が経った。
精神的には落ち着いてきた感じがしている。

D:今週はどうでしたか。
M:精神的には、だんだん安定してきたと思っています。
  ただ、体力的な疲れが出たので、29日(木)は、一日休みました。
  そして、次の日には通常出勤して終日仕事をしました。
D:休んだ後は、どうですか、疲れはとれましたか。
M:はい、一日休んだので、次の日は調子はよかったです。
D:だいぶんバランスをとることができるようになってきたようですね。
M:はい。自分でも、バランスのコントロールはうまくなってきたと思っています。
  「疲れたら、いつでも休もう。」という考えになったので、仕事をしていても、前のように無理しないで気持ちの上でもず
  いぶん楽になってきています。
D:バランスもうまくとれるようになっているようですし、休めるようにもなってきたのなら、大丈夫ですね。
M:ただ、仕事が仕事だけに、どうしても力が入ってしまうこともあります。
  でも、できるだけ無理しないようにして、「まあ、これくらいできたらいいか。」くらいの気持ちでいます。 
  一日のプログラムもある程度自分で組むことができるので、できるだけ力まないで過ごしたいと思っています。
D:前のように力むことも少なくなってきたようですし、ゆるめ方もできてきたようですね。
  どうしましょう。薬はもう少し今のまま続けましょうか。
M:はい、そうしてください。
  ただ、通院ですが、2週間後ではいけませんか。
D:精神的には安定しているようですし、2週間後でもいいですよ。
  でも、途中で辛くなった場合は連絡をしてください。

薬は今までと同じであるが、次回は、隔週土曜日ごとに通院することになった。
次第に1ヶ月ごとの通院に変えていきたいと思っている。

第19回目  2004年1月 24日(土)

復職してから2週間。
体調の方もとくに悪くなく、順調に毎日をすごしている。

D:今週はどんな感じでしたか。
M:はい、仕事の方にもだいぶなれてきて、順調に進んでいます。
  体調も良くて、以前話していた胃の痛みもなくなりました。
  仕事から帰ると、どうしても疲労感はありますが、早めに寝るようにしています。
D:では、夜もよく眠れるんですね。
M:はい。よく眠れます。ただ、朝起きるのが辛いですね。寒くて。
D:生活のリズムの方はどうですか。
M:はい、ほとんどが職場と家との往復ですし、自分自身で、一日一日の「小さな目標」まあ、これだけできたらいいや、
  みたいなものを設定しながらやっています。「ま、こんなもんでいいかな。」という感じです。
D:あまり欲張ったことをしないで、自分にできることをしていくことがいいですね。
  意識しながら、コンスタントに休みをとることができたらいいと思います。
M:はい、どうしても辛いときには休もうという気持ちの上での用意もしています。
  だから、あまり無理しないでやっていけているんだと思います。
D:気をつけたいことは、調子がいいときには、あまりそのことに夢中になりすぎて詰め込みすぎてしまうことがあります。
  自分の感覚で意識できるときはいいですが、物事にあまり熱中しすぎて、自分が分からなくなることは避けてください。
M:それと、「通院医療費公費負担」の手続きをしたいのですが。
M:はい、わかりました。
  この後で受付の方で手続きをしてください。
  申請の方はこちらで代行しておきますから、それでOKです。
M:今後も通院を続けることになるので、経済的な負担もできるだけ少ない方がありがたいですからね。
D:では、今週も無理しすぎないようにやってってください。

「通院医療費公費負担」のことは、前から知っていたのだが、手続きが面倒ではないかという思いこみで、今日まで手続きをとっていなかった。
受付で申請書を書いて、診断書の費用3000円払えば、あとは医院の方で代行手続きをやってもらえるということだ。
手続きそのものは、本当に簡単なことなのである。
今回で19回目の通院になるので、もっと早く手続きをしておけばよかったなあと思った。
しかし、これからも通院は続くので、次回からは負担が軽くて済むことになった。

第18回目  2004年1月 17日(土)

長い1週間を終えた通院日ということで、今日の日が待ち通しかった。

D:で、今週はどんな調子でしたか。
M:はい、はっきり言って、かなり疲れました。しんどかったです。

 
 さすがに1週間が長く感じました。
D:そうですか。
M:確かに疲れはありましたが、病気前と比べると、自分で意識しながらできる範囲内で動いたり、休んだりしたので、
  思ったほどのえらさはなかったように思います。
  また、仕事は大事なことだけにして、夜はきちんと早めに寝るようにしたので、自分で思っていた以上に頑張れた
  かなとは思っています。
M:それから、職場のみんなにも、自分の状態を説明して、職場内での協力をお願いしたり、仕事量での配慮も考え
  てもらえるように伝えたところ、共感的に受け止めてくださり。話をして良かったと思っています。
D:特に心配なことはありませんか。
M:やはり、まだ朝の辛さはあります。
  また。先週の日・月あたりから胃の痛みが始まりました。
  これも仕事に対する不安感から来るものだと思います。
  仕事が終わると痛みは消えるといった毎日でした。今日は休みなので胃の痛みはありません。
M:それから、薬のことですが、2日ほど飲み忘れることがあったのです。
  その日は昼の薬抜きになってしまいました。
  そんなときはどうしたらいいでしょうか。
D:薬を飲む時間がずれてもやhじゃりその分は飲んだ方がいいです。
  気がついた時点で飲んで、その分夜の薬をずらして飲むというように、一日分の薬はきちんと飲むようにしてください。
M:はい、分かりました。
  それと、通院のことですが、2週間後ではいけないでしょうか。
D:まだ復職したばかりですし、安定しているとは言えません。
  ですから、まだしばらくは1週間ごとに来てください。
  これからの様子を見ながら調節していくようにしたいと思います。
D:来週も、とにかくのんびり、頑張りすぎないようにやってみてください。

休職中には、1週間ごとの通院が気分転換にもなっていたが、復職後の通院が1週間ごとというのは辛くなってきた。
もらっている薬も同じものなので。2週間ごとに変えたいと期待していたのだが、まだ1週間ごとである。
確かに、体調も完全ではなく、朝が辛かったり、胃の痛みが出たりするなど、精神的な不安からくることも出ている状態なので、まだ安定するには時間も必要なのだと思う。

第17回目  2004年1月 10日(土)

昨日の復職直後の通院であり、主治医の先生との話し合いに期待感を持ってクリニックへ向かった。
さすがに、昨日はかなり疲れた。

D:どんな調子でしたか。
M:はい、はっきり言って、かなり疲れました。しんどかったです。
D:寝ることはできましたか。
M:はい、今までで一番よく眠れたと思います。ぐっすり眠れました。
D:久しぶりの仕事でしたからね。
  人間関係にしても、仕事にしても、まわりの評価を気にしないようにするといいと思います。
  仕事も、自分でどうしていくのかを考えていくことが大切です。
M:大なり小なり、長期の休み明けは疲れるものですから、昨日の疲れもしょうがないとは思っています。
D:まあ、そうでしょうね。
  「力み」と「ゆるめる」のとをうまくコントロールできるようになることが大切です。
  仕事にしても、必要だからしなければならないことも多いと思いますが、とらえ方の違いで、「自分ではこ
  うしよう、こうしたい。」と考えて臨むことが大事です。
M:仕事的には、ある程度は自分で企画してプランニングができるので、自分の力で無理のないプランを
  立てていこうとは思っています。
  職場の人にも話をして、仕事を軽減してもらったり、しんどいときには休ませてもらったりすることをお願
  いしようと思っています。
D:気になる仕事があっても、疲れたら休むことが大事です。
  できることをすればいいのですから。何を優先にするかを決めておけばいいでしょう。
  できないときはできないのですから、無理は禁物です。
  気になることはあっても、疲れた日には、そのままバタンキューでいいですよ。
  とにかく、疲れたら休みをとることを忘れないようにしてください。

今日の通院は、自分のこれからの考えを確認することが第一の目的であったが、主治医の先生との考え方とも一致したので、安心した。
まわりを気にしないで、無理のない範囲内ですること。
自分自身でスケジュールを組んで進むこと
そして、うつ病について、職場のみんなにきちんと説明して理解してもらった上で、いろいろな協力をお願いしたいと思っている。
明日、明後日は、家でゆっくり休むことにする。

第16回目  2004年1月 6日(火)

今年最初の定期通院予定日であった。
診察には、1月9日からの復職に向けて、しっかり話を聞いてきたいと思って臨んだ。

D:調子の方はいかがですか。
M:はい、先週からは体調も良くなりました。
  今週の1月9日(金)から復職するので、その準備もできてきました。気持ちの上でも落ち着いています。
M:復職に当たって、気をつけることはあるでしょうか?
D:とにかく、力みすぎないことですね。
  同じ状態で復職すれば、必ず再発します。
  あまり頑張りすぎないで、バランスをとって、精神的な「ゆるみ」を意識して作ることです。
  どうしても、調子のいいときにはやりすぎてしまう傾向があるので、その点をいかに自分でコントロール
  できるかです。
M:病気が「治った」というのは、どんな状態をいうのでしょうか。
D:「今」現在は、「治っている」状態にあると言ってもいいです。
  ただし、今の環境がいいので、治っているのです。
  しかし、現場に復職したらそうはいかなくなりますよね。
  自分のやりたいことをしていけば精神的にも落ち着いて鬱の状態からは抜けられますが、社会的な環
  境はそうではないことがありますから、そんなときにいかに「ゆるめる」ことができるかでしょうね。
  ですから、それを助けるために薬を服用しているのです。
M:自分の体調を見ながら、適度に休みをとったり、かなり無理のいるような仕事は引き受けないようにし
  たいと思っています。
  そのことも、職場のみんなにも、ちゃんと伝えるつもりです。
D:もちろん、自分では無理なこと、辛いことに向かわないのがベストですが、現実はそうとか限りません。
  そんなときに「いかにゆるめることができるか。」です。
  それができるようになれば、「治った」と言っていいでしょう。
  ですが、体調もよくて、うつ病も「治った」としても、しばらくは、まあ半年くらいは薬を完全に止めること
  はしない方がいいです。
  この薬は、「自分の疲れに気づきやすくする」効果もあるので、頑張りすぎを抑えてくれる働きをしてく
  れます。
  仕事をしながら、状態を見て薬を少しずつ減らしていく方法がいいと思います。
  それから、通院ですが、今のように週ごとではなくて、1ヶ月に1回というふうにしても大丈夫だと思い
  ます。
  仕事も、無理にないように向かってください。


初期の頃と較べると、自分自身でも復職に対する不安感は少しになってきている。
全く不安ではないとは言えないが、自分自身でコントロールするということさえできれば、大丈夫だと思っている。
まずは、1月9日の初日の状態を見ていこうとおもっている。
”無理しないで できることを”