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第15回目  2003年12月29日(月)

今年最後の定期通院日であった。
先週は、「やる気が起きない」という状態が2〜3日続いたので、そのことを中心に話をした。

D:今週はどんな感じでしたか。
M:調子は悪かったです。
  何となくやる気が起きない日が2〜3日続いてやろうとすることはあっても、それに向かおうという意欲が
  出てこないと言うか、何にもする気が起きなかったです。
D:それを調子がよくないと言うには、どうかなと思いますが、そんなときは何をしていたんですか。
M:とにかく食べて寝ているかゴロゴロしながらテレビを見ているかでした。
  これからどうしたいのか、何をしたいのかは頭に浮かぶのですが、それに向かって何もする気がしない
  といった感じでした。
D:体調はいい日もあればよくない日もあります。
  それが普通です。
  そんなときに力んで無理してしようとすることが一番いけません。
  自分の意志に素直に従ったらいいです。何もしなくたっていいわけです。
M:ついつい、何かしたくなって退屈になってしまうんです。
D:どうしても人間には、好不調の波があります。
  不調の時に無理しないのがいいのです。
  だからといって、やるべき事がある場合はそれではすみませんから、それなりに無理にない範囲で動
  けますよ。
M:ちょうどそんな日には、早朝2時や5時に目が覚めてしまいます。
  それも、昼寝の影響でしょうか。
D;どうしても体にストップ感がかかると何かをやりたくなる性格のようですから、それが出来ないストレス
  から早朝覚醒も起こっているのではないでしょうか。
  ストップするときには素直にストップすればいいのです。
  そうやって、だんだんと自分をコントロール出来るようになるといいのです。


やる気のない時には、「無理をしない」ということである。
うつ病の一進一退ということが、ようやく実感できたような気がしている。
日常的にも、好不調の波は繰り返し起こってくるわけで、それを自分で自覚しながら仕事とも上手につき合って行くことで、バランスもとれてくるのだと思った。
やる気のない時に無理して何かをやろうとするのは、逆効果で、そんなときは「ゆっく休みなさい」という合図だと受け止めて、素直に休むようにすることだ。
幸い、26日〜28日の3日間は、人と会う予定があったので、やる気のなさは消えて、主体的に動けたと思う。
やはり、何か日程を決めておくことはいいことだと思った。
といっても、スケジュールは無理のない範囲で自分のできること、すきなことを優先に入れておくのがベストである。

第14回目  2003年12月22日(月)

今日は、10時30分からの予定であったが、土曜日の大雪で通院できなかった人があったらしく、30分間ほど診察時間が遅れて始まった。
今週は、暇でしょうがなくて何をしようかというような日もなく、落ち着いていて体調の方も良かったので、これといったカウンセリングはなかった。変わったことと言えば、以前は昼間に寝ることが多かったが、今週は毎日眠くなるのが夕方になることやあ朝早く目覚めることがああったことぐらいである。
主治医の先生からは、一日のすごし方を訪ねられたので、パソコンのこと本を読むこと、外にでてみること、学校にも顔を出していることなどをしていると答えた。
自分のペースで生活できているのがいいようである。
薬も同じものが続いているので、2週間後も考えたが、そうなると年明けになるので、来週の月曜日を予約して帰った。

第13回目  2003年12月15日(月)

月曜日は、定期通院日が定着した。
週はじめというのも、気持ちも新たにスタートできて、なかなかいいものだ。
先週は、喉風邪をひいていたが、今日までにすっかり治り、調子はよかった。
D:今週の様子はどんな感じですか。
M:風邪ももう治り、
体調はよかったです。休みをゆっくりと楽しめるようになっています
D:それが一番いいですね。
  今現在の心配なことは何かありますか。
M:はい、今は、特別に心配はありません。
  ただ、「病気が治った」というのは、どのように判断するのか。」
  また、「薬を飲まないでいいのは、どうなったときか教えてください。」
D:病気が治るというか、要は、自己コントロールが出来るようになることが大事です。
  今までのようにがんばってしまうのではなく、自分でストップがかけられる。
  「まあ、いいか、このへんで。」みたいな気持ちに切りかえることができることが大切です。
  自分のバランスが崩れるようでは、まだ治ったとは言えません。
  もちろん、復職中も薬を飲みながら助けてくれますが、自分の方で薬と闘って無理をしてしまっては、何にもなりません。   自分のペースで無理なく動くことができ、緊張と休憩のバランスがうまくとれるようになれば、薬も減らしていくことができます。
M:はい、自分のペースでやってみたいと思います。
M:あと、季節的に感想するせいもあって、喉の乾きがすごいです。
D:まあ、しかたありませんね。そういったときは、うがいや何かを飲むなどして潤してください。

今日の診察は、病気の回復の目安について聞いてみた。
やはり、自分自身のバランスコントロールが大切だと感じた。
やりかけたことは、どうしても早くやり終えてしまいたい性格なので、「ま、いいか。」「この次は明日にでもやればいいや。」「これは、今じゃないといけないことはないじゃないか。」「この仕事なら、自分でなくても他の人にも任せていいな。」
などと、無理しないで動けるようになるように心がけていきたいと思っている。

第12回目  2003年12月 8日(月)

今日は、定期通院日であった。
もう12回目にもなっている。早いものである。
今週は、HPの更新や、いろいろな集まりに参加し、少し無理をしすぎたようで。多少疲れが残っている感じであった。
それに加えて、寒くなってきたせいで、風邪も引いてしまったようだ。
幸い熱はなく、体も大丈夫であるが、喉の痛みと鼻水がひどくてちょっと大変である。

D:今週の様子はどんな感じですか。
M:今週は、ちょっと疲れた感じです。
  風邪も引いてしまったようで、喉の渇きと痛みがひどいです。
D:疲れるようなことは何かありましたか。
M:はい、今週は、いろいろなことをやりすぎたかなと思っています。
D:例えば、どんなことですか。
M:ほとんどは家で本を読んだりパソコンを使ったりしていますが、今週は、いろいろな集まりに参加しました。
  不登校の親の会に参加しました。
D:他に、いままでと変えたことはありますか。
M:今までは、昼寝をしていたのですが、先週から昼寝をすることをやめました。
   それほど、疲れたな〜というほどでもなかったので、昼寝をしていません。
D:そうですか。昼寝をしなかったんですね。
  好きなことをやっていても、疲れは出ます。だから、なるべく平静にしていることが一番いいです。
  動けるくらいなら、仕事に行けばいいのですからね。
  今は、休むために休んでいるのですから、きちんと昼寝もして素直に薬の効き目にしたがってください!!
M:やはり、気がかりなことは復職後のことなので、できるだけそれに対応できるように生活しようと考えていました。
   仕事に帰れば、昼寝なんて出来ないし。
D:しかし、今は、休む練習だと考えてください。
   疲れたなと感じたら休むのです。
   今までのような仕事の仕方だと、無理してしまいますから、疲れたと感じたらすぐに休む練習です。
   今から緊張してガチガチになっていては、休んでいる意味がありません。
   今は、ゆっくり退屈するほど休んでください。
   それと。喉の痛みのことですが、薬を出しておきましょう。
   喉の痛みを抑える薬と前には出していませんでしたが抗生物質も一緒に飲んでみてください。
   この薬は3日分です。
   あとの薬は今まで通り3種類を1週間分出しておきます。
   とにかくゆっくり休んでくださいね。


という感じで、ちょっと調子がよくなり無理をしたことを叱られてしまった。
確かに今まで仕事で緊張しすぎていた何日分もの張りつめた糸をゆるめるわけなので、のーんびりと休むことが必要なんだと感じた。
今日からは、きちんと昼寝の時間も日程の中に入れるようにしよう。

第11回目  2003年12月 1日(月)

今日で11回目の通院となる。
すっかり週間行事として定着してきた。
今日は予定より早く呼ばれ、診察を受けた。

D:今週もようすははどうでしたか。
M:今週はいい調子でした。よく眠れて、よく目覚めて気分もいいです。
D:薬も戻してよかったようですね。
D:心配なことはないですか?
M:強いて言えば、休み期間が長くなって、このまま何もしていないのが不安です。
D:退屈ですか。今は、どんなことをされていますか。
M:好きな本を読んだりインターネットでうつ病や精神疾患の人達と情報交換をしたりしています。
  疲れたなと感じたら寝るようにしています。
D:生活で特に変化はありませんか。
M:はい。別に日常変わったことはありません。マイペースで暮らしています。
M:時間があるので何かやってみたいと思っているのですが。
D:はい。それはいいと思いますよ。
  自分でコントロールできて、無理にない範囲のことならいいと思いますよ。
  さっき、「暇すぎて不安になる」と言われましたが、何かしようとして緊張しすぎて力みが出るのが一番
  いけないことです。
  何かをしようとしても良いのですが、生活のリズムが壊れて不安感や緊張感が出てくるのが良くない
  ことです。
M:精神的にもだいぶ安定してきたし、薬も同じようなので、通院するのを2週間後くらいにしてはいけな
  いでしょうか。
D:自分では安定しているようでも不安感が出てくることも考えられますから1週間の様子を知るために
  も、1週間ごとがいいです。今まで通りということにしておきましょう。では、ゆっくり過ごしてください。
M:こんなにゆっくり過ごせる12月は何十年ぶりです。(笑)

薬は先週と同じ3種類を服用することになった。
今週はとても調子が良くて落ち着いていたので、薬も安定しているので、通院回数を減らすことを頼んだが、不安感があることから今まで通りの1週間ごとの通院になった。診察代もかかるが、通院そのものもいい気分転換にもなっているので、この調子を続けようと思う。