パキシル添付文書改正                 2003.10.22


18歳未満の鬱病患者への投与が禁止されました。


 鬱病の治療で広く使われる薬・SSRI の一種、パキシル。この薬の副作用で、思春期の重い鬱病患者に自殺の危険が増すらしいことがわかったため、厚生労働省は18歳未満の大鬱病性障害患者への投与を禁止するよう添付文書の改正を指示した。

 今回の添付文書改正のきっかけになったデータは、パキシル販売企業のグラクソ・スミスクライン社が英国で実施した臨床試験。小児への適用拡大を狙った試験だったが、データ結果から有効性が確認できなかった。しかも投与した小児のうち5.3%に自殺企図などの有害事象が発生したという。偽薬投与の患者の自殺企図発生率は2.8%。

販売経路拡大目的の検査でマイナスの副作用傾向が発見されるってイタイですな。日本では子どもに鬱病の診断をくだす事例が少ないだろうから、それほど影響はないと思うけど...鬱病以外にも投与されている症例が多そう。
18歳という基準は、臨床試験を行った時の対象者(被験者:7歳から18歳)に基づいてるらしいです。

                        2003.10.21日本海新聞より

参考:おくすり110番>塩酸パロキセチン(パキシル)