1.はじめに読んでね♪
 はじめに、「認知療法」についてかんたんに、といってもちょっと長くなるけど書いておくね、
 ぼくが認知療法を知ったのは、うつ病という病気になったことがきっかけなんだ。
 うつ病を自分でも治せる方法のひとつが、これから話す「認知療法」ってわけなんだ。
 うつ病については、こちらのページを読んでみてね。

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■認知療法(にんちりょうほう)って、なに?


  「認知療法」というのは、うつ病を治す方法のひとつで、自分で自分の考え方や心の様子をコントロールできるようにしていくことなんだ。
 なんだか、むずかしそうだけど、「マイナスの感情」(良くないな、困ったなという思い)を「考える訓練」によって「プラスの感情」(自分にとっていい思い)に変えていく治療法のことなんだ。

 「うつ病」に対して、抗うつ薬(うつ病の薬)と同じか、それ以上の治療効果があると証明された初めての精神療法、それが認知療法である。」と『いやな気分よさようなら』という本には紹介されているんだ。

 「認知療法」っていうのは、自分の「心のくせ」や考え方・思い方のパターンを知り、それを、よりいろいろなひろい考え方のものに変えていくことで、気分を良くしたり、社会生活が無理のないようにできるように心を高めたりする方法なんだ。     
       
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■どうやったら、自分の考え方を変えることができるの?


 それぞれの人にはその人だけしかない特別なの物事のとらえ方(認知のパターン)があって、それが感情をコントロールしているんだ。
 例えば、いつもネガティブ(よわったなあ、また失敗しちゃうかもとかいう)な考え方をしている人は、憂うつな気分に悩まされることになるよね。
 憂うつになったり、感情がまよったり、ゆれうごいたいするため、社会生活や仕事や学校ににうまくついていけなかったり、仕事がうまくできなかったりする人の中には、きちんとしたとらえ方ではなくて、自分でも気づかないうちにゆがんだ物のとらえ方(認知のゆがみ)をしていることがもとだと考えられることがたくさんあるんだ。

 だから、自分の「認知のゆがみ」のパターン,、つまり、「心のくせ」を知り、それをうまく治したりしたり、よりいろいろなひろい考え方のものに変えることができれば、気分をよくしたり、自分の感情をコントロールすることに役立つはずだということなんだ。

 そうは言ってもね、実際には人が自分の「心のくせ」を自分で感じたり分かったりすることはなかなかむずかしいことだよね。

 ぼくたちのまわりでは、いろいろな出来事が、毎日、つぎつぎと起こっているけど、そのことを意識しているのはごく一部のことだけなんだよね。人の脳というのは、右脳と左脳が別々の働きをしていて、右脳は物事の全体像を見たり判断したり考えたりする役割であると言われているんだけど、ふだん、人はこの右脳の働きでこまかい小さなことまど気にもしないで、自分の見たまま聞いたままで考えて受け止めているので、自分の「心のくせ」など考えてるゆとりなんかはないからなんだ。

 それじゃあ、どんなことをどのようにすれば自分の「心のくせ」を知ることができるのだろうか?
 それを考えて実際にやってみる方法こそが、認知療法のポイントなんだ。
                                                
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■このホームページは、こうやって読んでね

 これから、順番に「認知療法」のやり方を話していくので、自分のペースでゆっくりやってみてください。
 ときどき、宿題も出したりするけど、そんなにむずかしいことじゃないよ。
 自分で自分のことをちょっと振り返ってもらいたいんだ。
 紙と鉛筆がそばにあるといいかな。
 いきなり、「よーい。はじめ!」というわけにはいかなくて、まず知っておいてほしいことがあるんだ。
 では、次のページでは、まず、「自由思考」と「認知のゆがみ」について説明することにするよ。

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