SFの世界

ありふし あつし
2010年 1月1日 更新

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小説とか映画のジャンルで一番好きなのが、SF(Science Fiction) 空想科学物語 です。
どんなものがSFなのかな?と自分なりにまとめてみると


登場するもの

宇宙、宇宙船、宇宙人、ロボット、時間移動(過去・未来)、異次元の世界のどれかを含んでいる
こと。


内容に科学的要素を一つでも含んでいる
魔法使いが現れて、魔法で地球を救ってくれましたとか、
超能力を使って瞬間移動しました。念力で敵をやっつけてました。
悪魔とか神様が出てきて物語が進行していくとか、面白かったり、楽しかったり、感動する作品
は沢山ありますが、これはファンタジーであり、SFでは無い気がします。

物理学的に正しいとか、証明されていないとか関係なく、何か科学的な裏付けというか
理屈がほしいですね。SFファンの一人としてはとしては。





物理学とか宇宙について

数年前です。あるテレビ番組で、“宇宙は薄い膜のようなもので出来ていて(膜宇宙)それが無数に存在する”という説が紹介されていました。

また、宇宙には4つの力が存在する。
1.電磁気力
2.電磁気力に対して強い力
3.電磁気力に対して弱い力
4.重力

この内、2と3については原子核の中に存在する“力”のようです。
原子力とか太陽のエネルギーの元らしいですが。
電磁気力は光、磁気、電気など日常生活で一番馴染みがあります。
しかし重力だけは全くと言っていい位わかっていません。
他の“力”と異なって、どんなに丈夫で分厚い金属の箱の中でも、
重力を遮断することはできません。
また他の“力”に比べて原子レベルで極端に“力”が弱いそうです。

これらからこんな仮説が紹介されていました。

重力の作用は、異なった他の空間(膜)まで広がっているため、力が薄まっていて
見かけ上、弱く見えるだけだと。
重力を司るグラビトンは異次元空間を自由に移動できるという内容でした。

ということは重力を遮るものはないということは、時間も次元のひとつと仮定すると
タイムマシーンも可能では??


タイムマシーン

ビッグバン

そこでSFの発想でタイムマシーンを考えてみました。
学説の都合のいいところだけを剥ぎ取って想像を膨らませます。
宇宙は膜のようなものが集まってできているから膜を英訳すると"membrane"と"film"
フィルムですね。
フィルムから連想すると映画です。

映画のフィルムは上下でつながっていますが、今回はスライドのように1コマづつフィルムが、次々に積み重なっていくとイメージします。
その積み重ねが時間であり、段々大きくなっていくフィルムが膨張する宇宙空間と仮定します。

バブルマシーンは重力エンジンでグラビトンを発生します。
そのグラビトンのスクリーンで包まれ、膜宇宙を通り抜け、時間をさかのぼります。
但し、すでに存在する空間(過去)へは行けますが、存在しない空間(未来)へは行けません。


また、過去へ行けますが、あくまでも過去の空間に居られるのはグラビトンだけです。
それは深海に潜った潜水艇のように、バブルマシーンの外に出ることはできません。
水中の泡の中にいるような感じです。


過去の世界を見ることはできますが、過去に影響を及ぼすことは一切出来ないのです。

今となってはどうしてもわからない謎や不思議な遺跡など真実を見てみたいですね。見るだけでいいんです。歴史を変えようなんて思いません。

恐竜の色、昔 月は地球に近くて大きく見えたとか、歴史の謎の出来事、身近なところでは未解決事件のその時の現場で何が起こったのか。犯人は。







光の速度を超えないで何光年も先の場所に移動する

ビンバンの後、宇宙は時間とともに空間が膨張を続けています。
ということは
何十億年か時間をさかのぼれば、宇宙は小さい(狭い)はず。

宇宙が狭かった過去の”時間”に行きます。
そこでは行きたい場所まで少しの距離と時間で移動できます。
1メートルが1光年に相当するかもしれません。
過去の空間で行きたい場所に移動します。

そして現在の”時間”に戻れば、元の広さの宇宙で目的の場所に移動しています。

たとえば宇宙を日本列島に例えて私が今、沖縄の位置にいたとします。
そこから何十億年か時間をさかのぼります。



その頃、日本列島はサッカー場位の広さとします。
私のいる場所はゴール前とします。(何億年も前の沖縄のあたり)

そこから相手側ゴールへ(何十億年も前の北海道のあたり)向かって走ります。
時間にして一分くらいでしょうか。
相手側ゴールに着きました。

そこから、さかのぼった時間を元に戻ります。現在時間ではその場所は北海道です。



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